第六日本宇宙軍重巡洋艦高尾３５　全勢力集結・嵐を呼ぶ銀河ローマ帝国建国祭

第六日本宇宙軍重巡洋艦高尾３５　全勢力集結・嵐を呼ぶ銀河ローマ帝国建国祭

「この巻から銀河ローマ帝国建国編に突入だ」

「銀河ローマ帝国建国編って何を描くの?」

「銀河ローマ帝国が立ち上がって完全に人類統一帝国の核になるまで物語だ」

「それと巡洋艦高尾はどう関係するの?」

「第六日本は外貨を稼ぐために銀河ローマ帝国の旗艦戦艦ローマの修理を請け負うのだ。その際、戦艦ローマが抜けている間、代理で銀河ローマ帝国を警護するために高尾は派遣されるのだ」

「代車感覚?」

「まあ、そんな感じで気楽に行くのだが、行ってビックリ」

「何が起こるの?」

「巡洋艦高尾は、戦艦ローマの代理で全力で銀河ローマ帝国を守る羽目になる」

「わあ」

「この35巻では敵か味方か分からないガーディアンの巡洋艦が出てきたり、正体不明の夢幻の紳士タカハシ・マミヤ、夢幻の戦士ヴィリス、夢幻の三剣士らの夢幻エージェントが登場したりする」

「謎が多いのだね」

「はたして、高尾は勝てるのか、銀河ローマ帝国は国家として立ち上がるのか、第六日本は立派に独り立ちしてマイケル・アトキンソンに借金を返せるのか、そして新任の副長の城岸中佐は婚約者をゲットできるのか。予断は許さないぞ」

「ちょっと待て。最後の一つは何だ」

「城岸副長は、ビキニアーマーが好きなちょっぴり変態なマッチョ男だ。ソン・トロワ侯爵の婚約者になった大和杏子大統領と、ルーカス・ローゼンベルグ皇帝の婚約者になった千尋カレン艦長の間に挟まれて、自分も婚約者が欲しくなったのだ」

「なんかスケールが大きいのか小さいのか分からないね」

「スケールは大きいぞ」