不要品扱いされ、壊れてしまった司の苦しみとはどれほどのものか!?

　今回の.hackは、問題を解決しようと各自の立場で走り回る人たちと、壊れてしまった司の話と言えるでしょうが。

　やはり、もはや明確な意識もなく、ただ苦しみを抱えながら、ぬいぐるみの目を弾いて最後には目を壊してしまう行為に無意識的に没頭する司が、見所と言えるでしょう。痛みを感じる司が、あれほどの追いつめられたとすれば、その苦痛の大きさはどれほどのものか。考えると怖いものがあります。

　それから、もう1つ注目すべきことは、この状況でミミルや昴達のグループを支えるのは、クリムとベアであるということ。けして、騎士団を率いていた昴ではないこと。こういう点で、社会的な責任を負わされた中年男の真価が発揮されるということでしょうか?　彼らは逃げようにも逃げ切れず、部下を率いて危機を乗り越えるスキルを手に入れざるを得ない、ということかも知れません。

　と～のは、寝不足でぼんやりしている風情も可愛い昴を応援しています。

ご注意: このコンテンツは、「バーチャルネットライター と～のZERO歳」と呼ばれるサイトに書き込まれた内容を変換して、本サイトに転送したものです。このコンテンツの内容は、「と～のZERO歳」という仮想人格が書いたものという設定であり、謎のアニメ感想家トーノ・ゼロと限りなく近いものの、必ずしも同一人格ではないことをお断りしておきます。