番組表でアニメらしかったので予約しておきましたが。
いやはや。これは凄いです。
ゴールドマッスルというアニメは。
人類に動物の遺伝子を組み込んで、凄い記録を叩き出す未来のスポーツ界で、純粋な人間の選手が敗北を苦悩する、という内容ですが。
それだけなら、まあ、普通のアニメとして許せる範囲です。トンデモ系とは言えません。いくらでも内容が飛躍できるのがアニメというものです。
それなのに、ゴールドマッスルがトンデモ系としか思えない理由は、「将来起こり得るスポーツ界の出来事を風刺的に取り扱った」などと大上段に振りかざしているところにあります。この番組の情報は、TBSの体育王国というスポーツ関係のコーナーにあって、普通の「素敵なホラ話としてのアニメ」とは違うカテゴリにあるようです。
逆に、作品内容という意味では、「ほんまかいな」という突っ込みどころ満載です。動物の遺伝子を組み込んだ人間は、その動物の能力が発揮できるという安直さ。しかも、その能力を発揮するときには、その動物のような顔つきに変身してしまうのです。
更に、人間にはまだ開花していない潜在能力があって、動物の遺伝子を組み込んだ人間を超える力が発揮できるはずだ、などと本気で言われては、どっか~んとひっくり返って起きあがれません。
これをトンデモと言わずして何と言うべきでしょう。
しかし。しかしですよ。
これほどのトンデモを楽しまない手はありません。
そう、面白いんですよ。
というわけで、と~のはゴールドマッスルを応援しています。
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