謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROです。
今日のRODの感想。
今回は、2話連続放送。最初の1回は、まるで最終回であるかのような内容。あとの1回は総集編のようにも見える過去のいわくの説明編。やっと、一連の出来事の背景にあるものが見えてきましたね。
内容はというと。
まるで最終回という盛り上がりの前半 §
変幻自在の紙の戦い。見慣れない新しいビジュアルをたっぷり見せてくれますね。
服まで吹き飛ぶ驚きの戦い。
3人では勝てないから私は残るといって他の二人を先に行かせるマギー。泣かせますね。
空中通路そのものを紙で斬る大胆アイデア。本当に大胆アイデアのビジュアル表現が続きますね。更に落下する通路上の戦い。紙を見つけて微笑みマギー。
一方、目的の場所までジャンプする前に足がすくむアニタ。思いっきり大胆に飛び移ったあとの描写が最高。
ミシェールを助けるジュニア。ジュニアの立場も微妙ですね。
ねねねに、「なぜ受け入れないのか」というリー。
それへの答えが、「あたしの本じゃないから。面白いわけ無いじゃない」という答え。まったくその通りですね。作家という生き物らしいリアリティのある答えです。
ねねねの眼鏡を掛けてやるアニタ。このさりげない小道具の使い方が素晴らしい。
建物の大破壊。
マギーの知能的複合技で勝ったかに思えたものの、まだしぶとくマギーの足につかまる敵。しかし、掴んだ靴が脱げて落ちていくというギリギリの勝利の緊迫感。凄く良いですね。
ねねねとアニタを助けるため撃たれるリー。そこで、タバコを吸うリーが、「美味い」というのは「不味い」と言った前のシーンに対応していますね。
そして、建物どころか香港が沈むという桁外れの大破壊。
みんな一緒だからどうにでもなる、という三姉妹+ねねねの4人。前向きの言葉が気持ちよいですね。
ここで、最後に居並ぶのが彼女たち4人というところが、脱ジェンダー的ですね。
ここで終われば、まるで最終回という内容です。
しかし最後の留守電の可愛い女の声はいったい?
まるで総集編というノリの後半 §
ウェンディの留守電に電話が2件。今夜の無茶な仕事の要求の電話のあと、2日後に食事をしようという電話を掛けるとは、なかなか人の使いかが分かっている上司ですね。
やっと語られる陰謀の内容。
英国の秘密。あり得ないとんでもない秘密ですが、それをさらっとやってしまう大胆さが面白いですね。
ご飯を「じゃあ僕が作るよ」という可愛いジュニア。男なのにご飯を作りたがるジュニアも、ある意味で脱ジェンダー的ですね。
繰り返し、書いている内容からハッと我に返るウェンディの描写の素晴らしさ。見ている方も、ハッとさせられます。
今回の一言 §
ノートパソコンの脇で忘れられているメモリスティックの描写がなかなか泣かせます。