貧乏でもあえて無理をしてでも買っておく価値があるDVD。
そういう視点で見たとき、やはりバーチャ世界シリーズはその筆頭ということになります。
実に苦しいお財布事情ではありますが、恐竜惑星、ジーンダイバーに続いて、ナノセイバーのDVD-BOXも届きました。
ナノセイバーって何? §
NHK教育テレビの天才てれびくんという番組内で放送された生身の俳優、アニメ、CGキャラクターを合成した作品です。ナノマシンを使った未来の医療を題材にした内容で、治療にあたるのは早期に社会に出るようになった子供達です。バーチャル人体を構築し、その中で縮小されたバーチャル医師が入り込みます。そして、バーチャル医師の治療行為は、実際の人体の中に送り込まれたナノマシンがそのまま実際の治療として行います。
同じ天才てれびくん枠内のバーチャル世界シリーズには、それ以前に恐竜惑星、ジーンダイバーがあります。しかし、恐竜惑星が、主に恐竜に特化した進化を、ジーンダイバーが生命発祥から現在までの遺伝子の軌跡を扱うという形で、遠い過去にフォーカスした作品であるのに対して、ナノセイバーは人体を広大な冒険の場として設定した点で、特徴的と言えます。
実は全話見ていないナノセイバー §
ナノセイバーは実は本放送で全話録画しているはずなのですが、全話見ていません。これを見てしまうともう後がないと思うと見られないという微妙な心理によるものです。そして、見ないでいるうちに、所在が分からなくなって、ますます見られなくなってしまうというオチも用意されています。
第1印象 §
時間がないので、最初のエピソード(暴走ミサイル)だけ見ましたが、やはりかなり凄い内容ですね。
このエピソードのオチは、しっかりと覚えていましたが、いろいろ細かいところはかなり忘れていました。
恵は可愛いくて言うことはないですが。
いちばんグッと来るのは、バーチャルシステムに入らない女の子がマニピュレーターを操作するシーンですね。手には何も持っていないのに、何かを操作するかのように手を動かして、それが反映されるという面白さ。これは、今見ても新鮮です。
面白いのは文句ないけれど、いつ全部見られるか…… §
というわけで、これは面白いものであって、買って良かったと思いました。
しかし、いつ全話見られることになるのか……。
