謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のF-ZEROの感想。
サブタイトル §
第34話「クランクとガゼル」
あらすじ §
レース中に、ガゼルのマシンが乱入して高機動小隊のマシンを次々とクラッシュさせます。
それは、ゾーダの命令で強制されたことでした。
ガゼルのマシンは、ファルコンによって倒されます。
ガゼルは、高機動小隊で復活させられます。ダークミリオンの記憶は全て消去。そして、本来の彼の記憶は記憶喪失のような状態になり、子供のような存在となりました。
ジョディは、そんなガゼルの面倒をクランクに任せます。
最初は、ガゼルを信用しなかったクランクも、徐々にガゼルに馴染んでいきます。
しかし、判断力がないガゼルは、みんなの大切なものをゴミとして捨ててしまいます。クランクが大切にしている父と一緒に写った写真の入ったペンダントも捨てられてしまいます。
怒るクランク。
しかし、ガゼルは必死にそれをゴミ捨て場から探します。
目的のものを発見したガゼルは、写真を見て、自分がクランクの父であるという記憶を取り戻します。
ミスキラーは、ゾーダの出ないレースで女を上げようと企みます。組織内で、ゾーダに負けつつある状況を打開するためでした。
そのレースに、ガゼルのマシンが乱入します。高機動小隊を襲うのか、と思いきや、ミスキラーの部下をクラッシュさせます。
そして、ガゼルはクランクを抱きしめます。
クランクは、彼こそ父親であることを納得します。
そこにゾーダが出現して攻撃を仕掛けます。
逃げ遅れたクランクを、ガゼルは身体を張って守ります。
ボロボロになったガゼルを、ドクターは蘇らせると宣言します。
感想 §
ついに、ガゼルとクランクの父子のドラマが、クライマックスという感じですね。
記憶を取り戻すガゼル。そして、ずっと秘密にしてきたガゼルが父であるという情報を知ってしまうクランク。これは、うっかり者のルーシーを責められないシチュエーションですね。
しかし、二人は、自力で互いを父と息子と認め合うような形になるのが良いですね。誰かに言われてそう思うのではなく、自力で見つけていくというのが良いですね。やはり、こういうことは、誰かにやってもらうことではなく、自分でやらねばなりません。
そして、理屈ではなく認め合う父子の絆は、理屈よりも強いわけですね。その絆の強さにこそ、とても魅力を感じさせるドラマです。
今回の一言 §
本編中ではファルコンの気持ちを代弁するバート。そして、F-ZER教室では、ファルコンが嫌いな食べ物は椎茸とまで自信たっぷりに言い切るバート先生。まさに、バート先生の、まるで自分がファルコンであるかのような言動が頂点に達した感じがありますね。頑張れバート先生。ファルコンを蹴散らして主役になれ!