謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のレジェンズの感想。
サブタイトル §
#20 最初で、最後の、デートです
-TAKE ME OUT TO THE SKY-
あらすじ §
シロンはシュウから、マックを何とかできないのかと言われますが、シロンは答えません。できないと理解したシュウから、シロンは駄目な奴と言われてしまいます。
ハルカは、シュウ達を守るには、シロンを彼らから遠ざける必要があると思います。しかし、どうやってそれをシロンに伝えれば良いのかが分かりません。その時、パパとデーとした時のことを思い出し、シロンとデートしようと思います。
シロンはデートの申し込みをOKします。
ハルカの思い出の中で、パパは、デートの時にアイスを食べながら、自分は研究のために遠くに行かねばならないと言っていました。
パパは、アイスクリームを食べるとき、人は泣いたり怒ったりしないという説を唱えていました。
ハルカは、シロンに、もうレジェンズに胸ときめかないが、それでも好きだと告白します。
シロンは、自分を支えるだけで精一杯だと告白します。
ハルカは、シロンに、2度とシュウ達を巻き込まないという約束をさせます。そして、ハルカはシロンのためにいろいろなことを調べることを約束します。
帰ろうとするハルカをシロンは送っていきます。
一方、遊園地の売店の店員だったレジェンズがシュウを襲います。タリスポッドを渡せ、と言われますが、シュウはさりげなく渡しません。
戻ってきたシロンがシュウを助けます。
シロンは、怖い目にあったシュウに対して、タリスポッドを渡せば良いだろう、と言います。しかし、シュウは茶化してそんな気がないことを示します。
シロンは、リボーンしっぱなしだと身体が持たないと言い、タリスポッドに戻せと言います。しかし、シュウはハルカとのデートのことを聞きたがります。
ハルカは風のサーガに関する資料を発見します。
感想 §
これは凄くいい話ですね。見終わった後の余韻が、じわじわと広がって、予想外の大きさにまで膨らむという感じです。
シロンは、自分が何なのか、どうしてここにいるのか分かりません。それだけでなく、風のサーガ、シュウを守らねばなりません。シロンがハルカに告白したことからすれば、シロン自身、自分のことで手一杯。格好を付けた最強のレジェンズのように見えて、心はかなり辛い現実を背負っている訳ですね。
ハルカも、レジェンズに恋をしているも同然だった青春時代を告白します。それは、恋と言わずして、他に何と言うべきか。真実を知ってしまった今でも、ハルカはそれでもレジェンズが嫌いになれません。それなのに、ハルカはシュウ達を守らねばならないという使命感を持ってしまいました。シロンが、もうシュウ達と関わらないことが最善と思いつつも、それを告げることの何と難しいことか。
シュウも、いつの間にか、タリスポッドを大切なものとして、けしてBB達に渡そうとしなくなりました。以前は、シロンを邪魔な奴だと思っていたようなところがありますが、今や大切な友人であるかのように扱いますね。とても大きな変化です。
彼らは、とても困難な状況で、互いを大切に思いやり、相互に助け合って難題に向き合って行けそうですね。まさに、そのように思いやることができるという点こそが、戦いに勝つことよりも、はるかに重要で見る価値のある状況だと思います。
更に感想 §
屋根の上のシロンとシュウの会話。凄く良い雰囲気が出ていますね。これだけでも見事なものです。
ハルカが女子高生姿になる理由が、要するにそれがパパとデートしたときの服装という意味しかないところが、ハルカの面白いところですね。
記憶の中のパパとのデートは一緒にアイスを食べるデート。そして、シロンとも一緒にアイスを食べるところが良いですね。
そして、シロンの背中に乗って飛ぶというデート。シロンに連れてこられた高いところからロープで降りて帰ろうとするハルカを送っていくシロン。良いムードですね。
今回の一言 §
未だに、寿司パーティーの一件をしっかり覚えているBB達。過去のエピソードの出来事が、きちんと大きな印象を持って後々まで影響を残す描写は、構成に手間を掛けている翔子ですね。