謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
2005年1月30日のフューザーズの感想。
サブタイトル §
第17話 「空の悪夢」
あらすじ §
市長就任5周年記念パーティーが、飛行しているホエールキング内で行われます。
そこでスイートはウェイトレスのアルバイトをしています。
犯罪者の釈放を要求して、ホエールキングはハイジャックされます。
治安局がそれに立ち向かいます。
事件を知ったRD達も、ホエールキングに向かいます。
マスクマンとシグマは、RDを先に行かせるために野良ゾイドやエナジーライガーと戦います。
RDはホエールキングに突入し、更に墜落しそうになるホエールキングをライガーゼロファルコンで支えて事件を解決します。
感想 §
ホエールキングに突入するRD。
そのためにハッチを開いたのはスイート。
しかも、アルバイトで着ていたウェイトレスの制服のまま!
この爽快感、充実感は、容易には語りがたいところがあります。
圧倒的に不利な状況を絶妙な連携でひっくり返していくこの二人!
しかも、バックには治安局の苦悩や頑張りもあります。
実に立体的です。
特に印象深いのは、RDが突き進むための道をスイートが開いたところですが、そのスイートが非日常的なあり得ない服装であるところが、特に印象的と言えますね。軽やかに、常識や社会的な制約を取り払って、困難な目標もクリアして行くことを象徴するようなコスチュームです。
CM明けのアイキャッチ、ゼロとウェイトレス姿のスイートとRD、という絵も素晴らしいですが、まさにそれを象徴します。
今回の一言 §
犯人に命じられてディドを縛るスイート。縛られるヒロインはお約束の定番ですが、縛るヒロインは珍しいですね。しかし、一部の特別な趣味の持ち主には、縛るヒロインの方が燃えるかもしれません。(萌えるの誤記ではありません。念のため)
2005年2月1日追記 §
タイトルの「サディスティン」が分からない人が思った以上に多いらしいと気付いて補足しておきます。
サディスティンとは、サディストの女性形です。
サディスト [2][sadist]
サディズムの傾向にある人。サド。
つまり、サディスティンとは、サディズムの傾向にある女性を意味します。(EastWindさんによれば、サディスティンはドイツ語なのだそうです)
サディストの典型的なイメージは、女性を縛ったり、鞭で打ったりする男性という感じだと思いますが、実際には女性と男性の役割は固定されたものではありません。つまり、女性が男性を縛ったり鞭で打つという形態が実際にあって、その場合、そのような女性をサディストではなくサディスティンと呼ぶケースがあります。
問題は、スイートが本当にサディスティンであるかどうかですが、たぶんそれは違うでしょう。しかし、問題のシーンを見て、スイートをサディスティンに見立てて「私も縛ってくれ!」と思った男性が日本全国に何人もいたことは間違いないでしょう。つまり、それが、タイトルで「サディスティン感覚」と表記した理由です。