2005年04月02日
トーノZEROアニメ感想ふしぎ星の☆ふたご姫total 2515 count

時間の都合で毎週感想を書けないとしても「ずば抜けて良い!」とだけは叫んでおこう!

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のふしぎ星の☆ふたご姫の感想。

サブタイトル §

第1話 「とびきりスマイル☆ふたごのプリンセス」

あらすじ §

 おひさまの国で第1回プリンセスパーティが開かれ、各国のプリンセスが集まります。

 メラメラの国のプリンセス・リオーネは人前で踊ることが怖く、逃げ出してしまいます。

 「ふしぎ星始まって以来、最もプリンセスらしくないプリンセス」と称される、おひさまの国の双子のプリンセスは彼女を励まします。

 双子のプリンセスは、おひさまの国の中心に誘われ、そこで伝説のプリンセス、プリンセス・グレイスに出合います。プリンセス・グレイスは、消えつつある光を取り戻すことが、双子のプリンセスにはできると言います。しかし、まだそれには十分ではないと言い、魔法の力を与えると共に、試練を与えると言います。

 プリンセスパーティの会場で、自信を失っているリオーネに、双子のプリンセスは魔法の力で光を与え、リオーネをベストプリンセスに選ばせます。

感想 §

 これは凄いですね。

 こんなにも良心的なアニメが見られるという幸せを、しみじみと噛み締めています。

 特に、期待したのに盛大にずっこけてくれた「ふたりはプリキュア」で満たし得なかった、良質の二人組の変身魔法少女系女児向けアニメへの渇望を満たしてくれた点で、まさに待ち望んだ作品です。

 根拠無く無責任に書きますが、おそらくプリキュアとふたご姫の最大の相違点は、成人のオタク男性を真剣に客層と見なしているか否かではないかと思います。

 つまり、プリキュアとは、女児では絶対にあり得ない彼らに対するアピールを最初から内包した作品であるという点で、良心的な女児向けアニメという枠から逸脱せざるを得ない構造的欠陥を持っていると言うことです。

 もちろん、それゆえに、いい年をした大の大人の男性達が、喜んでプリキュアを見ているという状況があり、それがビジネスに結びついているということが悪いとは言い切れません。

 しかしながら、良心的な女児向けアニメを渇望する立場からすれば、プリキュアは期待するものと違うのです。まず女児に向けて、全身全霊を傾けてまっすぐに作品を作る姿勢と、それによって生み出される夢、更にはそれが女の子供達に受け止められていることを確認することによって感じることができる未来への希望。それを期待する立場からすれば、まさにふたご姫は待ちに待っていた作品だと言えます。

 もちろん、ただ女児に向けて作品を作れば良いというものではありません。

 ふたご姫が秀逸であるのは、まず主人公のキャラクターにあります。まず、ふしぎ星始まって以来、最もプリンセスらしくないプリンセス、という性格付けが目を引きます。枠からはみ出している彼女たちは、誰もが当たり前だと思うことも当たり前だと思わず、体当たりでそれと向き合っていくことになります。

 そして、プリンセスの優劣を決めるというパーティーの場にあって、彼女らは自信を失った別のプリンセスを手助けすることをごく自然に何の疑いもなく選択します。本当ならば蹴落とすべきライバルを助け、自分たちは自分たちなりの価値観だけを追い続けます。この気持ちよさは特筆に値します。閉塞された状況を打破してくれるヒーローの資質そのものと言っても良いでしょう。

 ファッション的にも、普段着のふたごは、スカートをひらひらさせたりせず、女性的なジェンダーを意識させる側面が希薄になっています。特に、大きなリボンを付けたファインはともかくとして、シルクハット風の青い帽子をかぶったレインの方は、男性オタクがイメージする女の子らしさを逸脱する面が多くあると感じられます。(むろん、男装の麗人の魅力が示すように、女の子らしくない服を着ることでかえって魅力が高まるという可能性はあり得ます)。そのようなファッション性を指向していることは、大人の男に媚びる以外の何か別の価値を追い求めているようで、好感できます。

 そして、まだ第1話の段階では明確ではありませんが、彼女らを取り巻く状況は厳しいものがあります。彼女らは、これから多くの困難に直面していくことでしょう。しかし、それらの困難は乗り越えるために出現するものになるでしょう。何かをしようとすれば、いかなる問題に出合うのか。そして、それをいかに乗り越えていくのか。それを、この作品はきっと前向きに子供達に提示していくのでしょう。

 まさに、そのような未来像を予見したからこそ、この作品には大いなる希望を感じるわけです。

 時間の都合で毎週感想を書けるとは思いませんが、これは本当に期待できる良い作品です!!

今回の一言 §

 ふたご姫を教育する掛かりのキャメロット。ファッション的にはオタクが大好きなメイドに分類しても良いと思いますが、可愛さのカケラもない老婆です。実は、こういう描写を見ると、拍手喝采してしまうところがあります。いや、実に爽快。

Facebook

キーワード【 トーノZEROアニメ感想ふしぎ星の☆ふたご姫
【ふしぎ星の☆ふたご姫】の次のコンテンツ
2005年
05月
13日
壁のnaoさん作、顔文字の「いやいやダンス」をここで披露!
3days 0 count
total 2684 count
【ふしぎ星の☆ふたご姫】の前のコンテンツ
(ありません)

このコンテンツを書いたトーノ・ゼロへメッセージを送る

[メッセージ送信フォームを利用する]

メッセージ送信フォームを利用することで、トーノ・ゼロに対してメッセージを送ることができます。

この機能は、100%確実にトーノ・ゼロへメッセージを伝達するものではなく、また、確実にトーノ・ゼロよりの返事を得られるものではないことにご注意ください。

このコンテンツへトラックバックするためのURL

https://mag.autumn.org/tb.aspx/20050402225446
サイトの表紙【ふしぎ星の☆ふたご姫】の表紙【ふしぎ星の☆ふたご姫】のコンテンツ全リスト 【ふしぎ星の☆ふたご姫】の入手全リスト 【ふしぎ星の☆ふたご姫】のRSS1.0形式の情報このサイトの全キーワードリスト 印刷用ページ

管理者: トーノ・ゼロ連絡先

Powered by MagSite2 Version 0.36 (Alpha-Test) Copyright (c) 2004-2021 Pie Dey.Co.,Ltd.