2005年04月14日
トーノZEROゲームプレイ日記天外魔境III NAMIDAtotal 3835 count

うぉっとぉ! なんとまあ時代錯誤なゲームがやってきた!! (でも悪くない)

Written By: トーノZERO連絡先

 10年以上待ったゲームがやっと来ました。

 このゲームを開発中であるというアナウンスが最初に流れてから、10年以上は経過していると思います。

 それゆえに、中身がクソゲーでも、記念品として買ってやると言うぐらいの気持ちになっていたので、もちろん特別パッケージの「DELUX PACK 宝箱」を買っています。

 まずはその中身を確認……。

DELUX PACK 宝箱の中身 §

ゲーム本体 §

 もちろんこれは必須ですね。

OVA「天外魔境 自来也おぼろ変」DVD §

 VHSで持っていますが、欲しかったのです。

 DVDの方がVHSよりは長持ちしそう?

 パッケージイラストは微妙にぼやけた感じで、古い資産の再利用という感じのようですね。

絵馬 §

 変な絵が描いてある絵馬……。

 うーん、これをどうしろと (汗。

携帯ストラップ §

 天外IIIのマスコットキャラクター(?)の人形付き。

ステッカー §

 これは何やら御利益がありそう。

設定資料集 §

 分厚い立派な本ですが、封印という紙が巻いてあります。

 ネタバレになるからゲームが終わるまで見るなと書いてあります。

 なんて親切な。

 でも、中身が見られないと。イマイチ盛り上がれませんね。

ドラマCD 天外飯店 §

 これは、パッケージに含まれるものではなく、販売店が付けた販促グッズです。

 さっそく再生を開始したところ、カブキが「ネタバレになるからゲームをクリアするまで聴くな」と言うではありませんか。

 やむなく再生中断。

 これもイマイチ盛り上がれませんね。

さあゲーム起動だ! §

 ゲームのディスクをPlayStation2本体に入れて起動。

 さっそく開始してみると、オープニングの映像に。

 2匹の龍が幻想的な空間を飛んでいる映像で、バックに流れるのは英語(だと思うけれど、ちゃんと聴いていないので確実ではない)の歌が流れるのが非常に良い感じです。

 この時点で、けっこう良い印象を持ちました。

 引き合いに出すのは悪いですが、ドラクエ8のオープニングで鳥が飛んでいる映像のセンスとは雲泥の差があります。

プレイ開始! §

 自キャラを自由に動かせるようになって、プレイ開始。

 なんだか映像が3Dになっているだけで、あまりにムードが古い!

 しかも、いろいろな操作がもっさりしていて重い! 何というか、このもっさり感は天外魔境ZIRIAの正当なる後継者という感じ?

 とりあえず、メッセージのスピードを最速に変更。声優が喋っていても、画面の文字を読み取ってボタンで先送り。それで、まあまあストレス無く進められるかな。

 現時点で2回ほど戦闘をこなしましたが、戦闘システムはまださっぱり理解していません。攻撃回数が設定されていて、複数を相手に攻撃しているようなので、いろいろ凝る余地がありそう。

村の掟だ、父と妹の復讐をせよ §

 ゲームとしてははっきり言って時代遅れだと思います。

 しかし、新しければ面白いと限らないのがゲームの面白いところ。

 序盤の展開を体感した感想から言えば、明らかにドラクエ8より面白いです。

 ドラクエ8の序盤の展開というのは、2つの特徴があります。1つは、「プレイヤーが操るキャラクターが何者か分からない」ということ。もう1つは、「ヒロインがかなり先まで出てこない」と言うことです。この2つによって、いきなりやる気が削がれたのは事実です。

 それに対して、天外IIIは正反対です。まず村人達に話しかけることで、村における自分の立場が良く分かります。救われた余所者、血の繋がらない妹から受ける好意、それにより嫉妬心を受ける立場であること、などなど。そして、あちこち探索しているうちに、自然に村での自分の立場が飲み込めてきます。更に良いのは、序盤の最初の大イベントが着飾ったヒロインとのラブラブな会話であることです。ああ、この娘は可愛いな、この娘のためなら頑張れるな、と思えばこそゲームを先に進めたいと思うことができます。

 更に良いのは、冒険の旅に出る理由が、村の掟として父と妹の復讐をせよと示されることです。どうして戦わねばならないのか、その理由が「共同体の規範であるから」として明白に示されます。その規範にどの程度の合理性があるのかはともかくとして、それは一人の人間の行動を縛るに値する制約です。何となく、さしたる強い根拠もなく戦うことになるゲームと比較して、この展開はなかなか好感が持てると思いました。

 というようなわけで、実はベタベタで古典的王道の序盤展開を愚直に守った天外IIIの方が、ずっと楽しめたという興味深い逆説が生じているような気もします。

 とりあえず、しばらくは続けてみようと思います。

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