謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
2005年7月25日の炎魂の感想。
サブタイトル §
第29話『逃亡者』
あらすじ §
ヤマト達は、ビーファクトリーに逃げ込みます。
ビーデウスのオクトゥーヴが、アキュラスを手に入れるためにビーファクトリーを襲います。
ガンノスとツバメが戦いますが、敗北します。
アキュラスは、ヤマトが彼を真剣に仲間だと思っていることを知ります。
新しいビーダマンを手に入れたヤマトとグレイが、オクトゥーヴに勝利します。
感想 §
今回の内容を一言で言えば、陳腐な悪の組織のルーチンワークの開始と、新しい玩具の顔見せということになります。
まあ、それだけの話なら、もう感想を書く必要もないか、と思うところですが。
それにしては、惜しい内容がいろいろあります。
たとえば、オクトゥーヴが叫ぶ「たこはら痛いわ」という台詞。この言語センスの秀逸さは見事ですね。
もう1つ、同じオクトゥーヴの「尻尾はない。もう容赦もしない」という台詞も「ない」が繰り返されていて、ないスです。言葉の面白さがくっきりと出ていますね。
今回の名台詞 §
リエナ「そんなことヤマトさんに言っちゃ駄目ですよ」
すでに、アキュラスを仲間だと思っているみんな。
それに気づいていないアキュラス本人。
その状況を、アキュラスを非難することなく、このような言い方で示すリエナちゃんは良いですね。しかも、ヤマトは本気で彼のことを仲間だと思っていて、それに強いこだわりを持っていることも、言外に示しています。
今回のサブタイトル §
サブタイトルの「逃亡者」とは誰のことでしょう?
やはり、ビーデウスから逃げているアキュラスのことでしょうか?
さて、やはり「逃亡者」も映画のタイトルのようです。ハリソン・フォード主演で、冤罪を着せられた男が逃亡しながら真犯人を捜す作品のようです。
もともとTVドラマであったものが映画になった作品だったような気がします。
それはさておき、What's Michael?というアニメの中に、逃亡者のパロディがあったのが印象強く残っています。主役は逃亡している獣医ですが、病気の猫を見ると思わず診察したくなり、ピンチに陥るのです。って、ぜんぜん関係ない話ですね。