謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のギャラクシーフォースの感想。
サブタイトル §
第37話「そして、旅立ちの時」
あらすじ §
デストロンに移籍したことを恥じたデモリッシャーは激しく後悔していました。しかし、ガードシェルの説得を受け、サイバトロンの仲間に復帰します。
バドの不在の理由は、コビーの兄のところにいるということにします。兄は快く、その役目を引き受けてくれます。
コビーとローリは、バドを助けにギガロニアに行こうとします。
長期間不在となるため、そのための親への言い訳を考えます。
コビーは、嘘をつかず、真実を告げることにします。
しかし、親たちは信じません。
フランクリンとルーシーも来ますが、彼らはコビーとローリを止めに来たのでした。
ギャラクシーコンボイ、ベクタープライムらは、わざわざ彼らの親の前でトランスフォームし、彼らを連れて行く許可を求めます。
コビーの父は自分も行くと言いますが、子供の心を持った者しかギガロニアには行けません。
両親達の承諾を得たコビーとローリは、サイバトロン達と一緒に出発します。
感想 §
今回の内容を一言で言えば、子供の成長を噛み締める親の気持ちの物語と言えばよいでしょうか。
たとえば、デジモンアドベンチャー(無印TVシリーズ)の、お台場周辺のドラマに匹敵する感動があると言えますね。(親たちの目の前で、デジモンを進化させ、彼らを守る子供達の頼もしさ! いつの間に子供達は成長したのだ!)
いい加減なことを言って親を困らせる子供だと思っていたら、そこに軍の偉い人、学者がやってきて彼らの言うことを事実として止めに入ります。
更に見上げると、低空に浮世離れした凄い飛行機が2機浮かんでいます。そして、それがトランスフォーム。
彼らは丁寧に名乗ると、親たちの子供達が、彼らにとって助けになる重要な人物であると説明します。
親も知らないところで、これほど凄いトランスフォーマー達にすら役立つ人間に成長していたわけですね。
もちろん、この作品の主要な視聴者である子供達は、コビー達に感情移入して、子供の視点から親を見ていることでしょう。
しかし、それと同時に、大人は親の視点からこのドラマを見る楽しみを得ることができるのです。
このような複合的な視点を持つ作品は、素晴らしいと言えますね。
それはさておき、息子に語りかける親と、娘に語りかける親の微妙なニュアンスの違いがよく描かれているところが良いですね。
今回の一言 §
次回予告にサウンドウェーブ登場。
ちょっと無印トランスフォーマーのサウンドウェーブとは雰囲気が違いますが、あの異色トランスフォーマーが登場するというのは期待させられますね。