2005年10月12日
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やさしく読む「XML 1.0勧告」第38回 XML勧告を記述するXMLspecとは何か

Written By: 川俣 晶連絡先

 @ITにて、拙著の下記の記事が公開されました。

最終回 §

 XML1.0勧告を全て読み切りました。

 というわけで、これが最終回となります。

 前に、この先の続きの話を口走ったことが、もしかしたらあるかもしれませんが、それはありません。

 ちなみに、これが掲載されていた@ITのXML & SOAフォーラムそのものが終了するそうです。この分野はネタも無ければビジネスもあまり動いていないようで、順当な結末でしょう。(ちなみに、流行りのAjaxはXMLが絡んでいてもリッチクライアント & 帳票フォーラムの扱いで、XML & SOAフォーラムの話題にならず、XMLデータベースはDatabase Expertフォーラムの扱い、特定の実装に依存するXMLの話題はInsider.NETフォーラムやJava Solutionフォーラムの扱いになる)

 それはさておき、XMLは金にならないということは、@ITというサイトができる頃から既に主張していました。そういう意味では、順当に最初から予測された範囲の結末に落ち着いたと言えるかもしれません。

 しかし、予測されなかったこともあります。それは、XML勧告を読むなどという地味で直接金につながらない企画を、連載38回分も使ってまがりなりにも最後までやってくれた@ITの見識の高さと太っ腹ぶりです。これは特筆に値します。

 まあ、ぶっちゃけたことを言えば、@ITにしょうもない記事が載ることもあるし、全てが優れているというわけではありませんが。しかし、@ITには確かに、他のサイトと一線を画する何らかの優れた部分が存在するのは事実でしょう。特に人材面において。

 それはさておき、長い連載にお付き合い頂いた読者の方々には、お疲れさまでした。

 この連載が終わっても、それはXMLの終わりを意味するわけではありません。これからXMLをより良く使っていくという始まりの区切りなのです。

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