上の感想だと、良かった作品と読み通せなかった作品の区別が明確ではなく、良かった作品が悪かったと誤解されるリスクがあると気付いたので、良かった作品、読み通せた作品の一覧と簡単な感想を書くことにしました。
巻頭企画C・NOVELSの25年 §
C・NOVELSの初期の重要な作品が「要塞シリーズ」だったとは。
ニセコ要塞は面白い小説を見つけたと思って読んだことを思い出します。(要塞シリーズは途中で脱落して読まなくなりましたが)
ということは、C・NOVELSの初期からずっと付き合って読んでいることになりますね。
花嫁(荒巻義雄) §
むむ。なんだろう……と思いながら読了。不思議な感じで引き込まれました。
最期の街(誉田哲也) §
現実と幻想の狭間を突き抜けて旅をする感じで、最後まで面白く読めました。
予告探偵 カタコンベの謎(太田忠司) §
けっこう面白かったので読み切りました。
トリックが軽いのはページ数の関係からやむを得ないかな。
猫たちの戦野―皇国の守護者外伝(佐藤大輔) §
うん、素晴らしい!
主人公の少年にとっては不幸な話ですが、まさにあるべき素晴らしい作品です。
高射噴進砲隊(谷甲州) §
覇者の戦塵の本編に組み込まれていても違和感がない内容ですね。
ナイン・ライブス―スカイ・クロラ番外編(森博嗣) §
なるほど!
そうか!
スカイ・クロラってそういう内容だったのね!
我等が猫たちの最良の年(三木原慧一) §
ぬけぬけと作家が飼い猫の視点から自分を描く小説。最後まで読み切りました。
神隠しの谷の惨劇―サイレントコア番外編(大石英司)) §
出だしのつかみの上手さに舌を巻きました。
夜半を過ぎても―煌夜祭前夜(多崎礼) §
ファンタジーですが、なかなか面白く読めました。
スペイニタリア珍道中(鈴木理華) §
文化のギャップを楽しむ海外旅行コミックス。
彼女のユニコーン、彼女の猫―西の善き魔女番外篇(萩原規子) §
書き出しの1文は良かったのですが、肌に合わずパス。
ノッブスの十戒―PARTNER EX(柏枝真郷) §
いやこれはなかなか面白いです。日常的な迷惑行為から事件に至る流れが見事。
がんばれ、ブライスくん―デルフィニア戦記外伝(茅田砂胡)) §
面白いです。作品として終わっていないのに面白いと思いました。
これなら、デルフィニア戦記読んでみようかという気になります。