もし、グリムが語尾に「みたいな」を付ける若者だったら……。
MISSION 04『初陣』 §
グリム「グリムです。整備班を手伝ってハンガーにいました。離陸します、みたいな」
チョッパー「離陸するのかしないのかはっきりしろよ」
MISSION 10『見えざる姿』 §
グリム「ははーん。なんか読めてきたぞ」
チョッパー「何だか知らねえが、冴えてらっしゃるようじゃないか? どうした?」
グリム「チョッパー中尉、電子戦機です、みたいな」
チョッパー「電子戦機なのか違うのかはっきりしろよ」
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
チョッパー「ちぇっ、うちの基地司令より優しそうな奴だと思ったんだけどなあ」
グリム「高級将校は皆同じです、みたいな」
チョッパー「同じなのか違うのかはっきりしろよ」
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
グリム「スノー大尉、うしろにつきます、みたいな」
チョッパーの霊「後ろに付くのか付かないのかはっきりしろよ」
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
グリム「見たいな。一番綺麗な朝焼けを、みたいな」
チョッパーの霊「見たいのか見たいのかはっきりしろよ……。ってあれ? 今回は『みたい』で一貫してるのか。ようやくまともなことを言ってくれたぜ。これでやっと成仏できるってものだ」
グリム「チョッパー大尉……、いるのなら支援して下さい!」
しかし、その時既にチョッパーは成仏して、既にいなくなっていたのであった。