昨日のルータRTX1000故障トラブルへの対処として、Buffalo BBR-4MGを2台買い込んで、置き換えが完了しました。
経緯 §
昨日突然接続が切れるという問題が発生。
BフレッツとOCNのサポートに電話をしたりして切り分けに時間が掛かりました。
しかも、問い合わせたら個人の窓口で法人の窓口ではないと言われてまわされたり。
とはいえ、分かったことは以下の通り。
- Bフレッツの確認は、PCを直接つないでフレッツスクエアにつなぐ。これでBフレッツ担当分の動作は確認できる
- OCNの個人の問い合わせ窓口と法人の問い合わせ窓口はまるで対応が違う。個人用窓口は一般的な問題までしか対応できないが、法人窓口は"RTX1000のログでは"というとすぐ理解して対応してくれた
- 結果的に現象の切り分けに助けになったのはBフレッツのサポートとOCNの法人窓口
最終的な決め手は、RTX1000側のログにある膨大な接続切断リトライの記録が一切OCN側になかったこと。これで、ルータの故障と断定できました。
対策 §
当初考えたのは、同じRTX1000の中古を手に入れて置き換えることです。設定はそのまま使用できるし、最もリスクの少ない方法です。
しかし、切り分けが完了した時点で、既に普通の店舗は閉店前後。特定機種を探してうろつける時間ではありません。
というわけで、22時閉店の新宿ヨドバシまで行って、安めのルータで対処することを決断。
このとき、考えたことは以下の通り。
- 全廃予定のサーバのために高いルータを今更買いたくはない
- 外部ネットワークと内部ネットワークの双方に接続したWindowsサーバのインターネット接続の共有機能でNAT機能は代替できるはずである
- RTX1000のような3接続のルータは必要無い。内部と外部で2接続のルータで良いはずだ
というわけで、当初10万円ぐらいと想定していたルータですが、3~4万円ぐらいで行けるか考えを改めました。手元に現金はないがカードを使えばいいと思って出撃。
しかし、実際にヨドバシで見てみると、なんと2千円台という有線ルータが商品としてあるではありませんか。これならカードを使うまでもなく、手持ちの現金で軽く買えます。
I/Oデータの製品とBUFFALOの製品のどちらが良いか悩みました。なんとなくI/Oの方が良さそうだったのですが、箱にやりたいことができると明示されたBUFFALOの方を選択。BBR-4MGとなりました。ちなみに、これを買った時点でこのルータの金額とほぼ同じポイントが貯まっていました。
これを買って帰って設定後に接続しました。
これで、基本的に復旧です。
しかし、まだだった §
しかし、一部のページがなぜか内部ネットワークから閲覧できません。これは困るので、いろいろ調べましたが、どうも「インターネット接続の共有」を行ったマシン上のIISは上手く扱えないケースがあるようです。
そこで、サーバにルーティングまで扱わせるのは負荷も大きいと考え、もう1台同じルータを買うことに決定。予期した価格の10分の1より安かったので。2台買っても当初想定した価格を下回ります。
今回は、ポイントを投入してわずか残り現金72円で購入。
これを設定して組み込んだところ、一発で全ての問題が解決しました。愕然としたことに、設定してつないだだけで何も問題なく動きました。
最終的な構成 §
OCN-ルータ(IP Unnumbered)-外部ネットワーク(グローバルIP)-NATルータ-ハブ-内部ネットワーク(プライベートIP)
感想 §
実は検索してみるとLinuxを動作させたマニアもいるし、そのページによるとシリアルやUSBの機能もコネクタが内だけで基板上には用意されているようです。ネットワークのコネクタも役割も外部1内部4だけでなく、自由に変更できるようです。というわけで、いずれこの2台のルータがお役ご免となっても遊べそうな余地はいろいろあります。遊ばないで放棄することになっても、納得できる安さです。
BUFFALOというと馬鹿にするマニアも多いのですが、量販店で安く大量に売られている以上、さほど単純なトラブルに巻き込まれることもないし(そんなトラブルがあったら店も売れない)、安いから玩具にもできるし、数が多いから情報も割と豊富だし、悪くないと思います。使い方を間違えなければ。