「SPACE BATTLESHIP ヤマトの島はアニメの島とはあまり似ていない」
「アニメの島は堅物のクールガイで、けして子持ちではないし、子供相手に約束なんかしないし、敬礼もしない」
「でも、SPACE BATTLESHIP ヤマトの島はやはり良い島なんだよ。優しいパパだし、古代の良い相棒でもある。しかも、森雪の心を解きほぐす決定的な役目も持っている。女房役としては最高だろう」
「それで何が言いたいの?」
「以上……以上」
「わはは」
島語り §
「島の重要性は高い。特にSPACE BATTLESHIP ヤマトにあっては」
「出番はあまり多くないよね」
「そうだ。アニメの島と比較すると出番は少ない」
「でも重要なの?」
「そうだ。ヤマトは島で持つ、と言って良いぐらい島は重要だ」
- 沖田が古代を見捨てようとしたときに不満を示した
- 沖田が古代を見捨てなかったとき喜んだ
- 通信が具体的に描かれたのは斎藤の他は島だけ
- しかも認識番号から入れたのは島だけ
- チーム古代と森雪の間の不協和音を間に入って解消した
- 子供と約束したから、沖田の嘘疑惑に逆上
- 古代の無茶な降下のときに、最後にヤマトを降下させて対空砲を叩いたのも島
- 会議の時は古代の無茶に疑問を呈する
- オレも残る
- 退艦を実効ある命令として言ったのも島
- 最後に古代と会話したのも森雪ではなく島
- 最後に古代と2人だけのラブラブ時空を体験したのも島
「ミライ・ヤシマがホワイトベースのおふくろさんなら、島はSPACE BATTLESHIP ヤマトのおふくろさん、みたいなものだ」
「どちらも舵を握ってるしね」
「だからテレザートへの上陸戦で島は降下しないけど、島がヤマトをしっかり掌握して守ってくれると信じられるから降下できるわけだ」
「もし島が残っていなかったら、沖田の『生きて帰ってこい』も逆になって『生き延びられることを祈っててくれ』になるぞ」
「次回SPACE BATTLESHIP ヤマト『脱出』。沖田は生き延びることができるか」
「僕にはまだ帰れるヤマトがある。こんなにうれしいことはない。って違うー」
オマケ §
「次回が脱出ってことは他にあるのかい?」
「再会、守と進」 §
『兄さん!』
『進、進じゃないか』
「宇宙要塞ア・バオア・13号」 §
『古代、オレはあれを破壊することに決めたぞ』
『真田さん!』
『行くぞ斎藤!』
「光る宇宙」 §
『何? わしの頭が禿げて光って宇宙ではまぶしい? それは頭を丸めてお詫びせんといかんな』
「テキサスの攻防」 §
『今週のマクドはテキサスバーガーか。食べてみたいけど、食べたらカロリー取りすぎ。どうしようかしら (悩む森雪)』
「エルメスのバッグ」 §
『古代さん、死んだらだめ。だって、エルメスのバッグ買ってくれるって約束が果たせなくなる』
「小さな防衛線」 §
『すまないコック長、乗組員が足りなくなって君たちにまで戦わせて』
『なんの。カツレツ揚げておきますよ。それに菊花を載せておけば小さな防衛線ぐらいにはなります』
「ジャブに散る」 §
『大変です、ゴルバ型の大要塞の大群です。デスラー砲すら効かないゴルバ型の大要塞があんなに沢山』
『いきなり波動砲を撃つのは危険だな。古代、ジャブのつもりで波動カートリッジ弾を撃って反応を見るんだ』
『大変です、ゴルバ型の大要塞の大群が全てあっさりと散ってしまいました!』
「女スパイ潜入!」 §
『イローゼ、これよりヤマトに潜入します』
『ああもういいよ。君の出番カットされたから』
『ぎゃふん』
「迫撃! トリプル・三段空母」 §
『ドメル指令。それでもヤマトを仕留められなかった場合は?』
『その時のために逃げる算段もしておけ』
「大村特攻!」 §
『地球をなめるなよ、宇宙戦艦ヤマトをなめるなよ』
『あ、あそこに古代艦長のヌード写真』
『えっ、どこどこ? (ちゅどーん)』
『この大村、戦いの中で戦いを忘れた……』
「灼熱の戦闘班・リーダー」 §
『今日からオレが戦闘班の班長なんでよろしく、ブラックタイガーのエースさん』
『何を企んでいるか分からないリーダーなんて、灼熱の地獄の業火に焼かれてしまえ』
「メイサ出撃」 §
『黒木メイサが出撃するんだって』
『いつものことじゃん (SPACE BATTLESHIP ヤマトでは)』
『BT1出るぞ!』
「バラノドン 散る」 §
『は、波動砲に。くちょー、くちょー、くちょー』
「敵の大中間補給基地を叩け!」 §
『おじさま―』
『はぁーい、おじさんはここですよー』
『おじさま成分補給完了。おじさま LOVE LOVE』
『1歳の超ロリータ美少女成分補給完了』
「空洞惑星脱出作戦」 §
『波動砲を撃ったら反動で飛び出せないかな。なんて。ははは』
『それだ。重力アンカーを切って波動砲発射だ!」
「大気圏突入」 §
『島、翼を出せ』
『了解。主翼全開!』
「ククルス・ドアンの島」 §
『どうしたんだ島、改まって』
『実はオレ結婚したんだ』
『おめでとう島』
『でも婿養子なんだ』
『へえ』
『名前もククルス・ドアンに変わったからよろしく』
『変わりすぎだ!』
『その代わりオレの操縦テクで、宇宙戦艦の格闘技を見せてやるよ』
オマケ2 §
「古代と島。手に手を取り合ってランダムワープ」
「同性愛ネタかよ。ホモネタかよ。ヤオイかよ」
「古代こそ最強ヒロインと解釈するならホモにならないぞ」
「でも、島をSPACE BATTLESHIP ヤマトのおふくろさんと解釈すると両方女になってやはり同性愛になるだけだぞ」
「しまった」
「島ネタだけに『しま』ったわけだね」
「『しま』らない結末だ」
「オマケはこれにておしまい」
「島ネタだけにお『しま』いなんだね」
「いい島だ。無駄にするな」
オマケIII §
「ちなみに、島の嫁さん問題というのがある」
「えっ?」
「生きてるのか死んでるのかヨクワカラン」
「アニメでは独身だから嫁さんいないよね」
「SPACE BATTLESHIP ヤマトの問題だ」
「どういうこと?」
「小説版では死んでいることになっているが、映画版で通信する際ちらっと出てくる女性が島の嫁さんなのかどうかだ」
「ほとんど話題にならないから違うのでは?」
「WikiPediaではあれが嫁さんということになっている」
「それにしてはぜんぜん会話が無いぞ。いくら息子が可愛いからといって、嫁さんとの会話が無いのはおかしくないか?」
「そうだ。そのへんの事情があるので、あれを嫁さんと解釈していいのか微妙だ」
オマケ完結編 §
「最初はそうでもなかったのだが、何回も見ているうちに島の渋い演技がかなり良いと思えてきた」
「見る場所が変わったんだね」
「沖田艦長の凄みは当然あって、それを否定する気は無いが、徐々に慣れると周囲を見るゆとりが出てくる。すると元々あまり目立たなかった面々が見える。沖田、古代、真田以外の第1艦橋の面々ということになる。するとやはり島がいいのだな」
「そうか」
「特に最後に古代と会話したのが島というのが印象深いね」
「まさに女房役だね」
「古代が嫁さんと喧嘩して家から閉め出されたとき、きっと島の家に泊めてくれと言いに行くよ」
『古代さん、なんで帰ってきたんですか』
『なんでって、ここオレの家だし』
『何か企んでるんですか?』
『何も企んでないし』
『古代さんのうそつき! もう知らない!』
(ドアをぴしゃっと閉じて古代入れない)
『……しかたがない。島のところにでも泊めてもらうか』
オマケ復活編 §
「ちなみに、しっかり見てなかったので分からないが、古代が最初に地表に出る途中で見ていた子供って島の子供?」
「さあ」