「過去に、以下のように思ったことがある」
- ACE COMBAT 2に既にあった機能が新作に付くと、斬新な機能と評される
「ははは。そういえばそうだったね」
「でもさ。これって実はもっと大きな意味での最近の困った人たちの特質と同じであることに気付いた」
「それはなんだい?」
- 自分が知らない過去は存在しない
- 過去を調べようという意識もない
「えっ? 知らないことと存在しないことはイコールじゃないだろ?」
「いやいや。彼の精神ではそうなるのだ」
「えっ?」
「斬新なアイデアを披露したつもりが、『昔からよくあるXXだよね』と言われると何も言えなくなってしまうことも、けっこうよくあるぞ」
「あるのか」
「うんうん。冗談みたいだけど、けっこうよくあるパターンだ」
「そうか。進歩は直線的で、過去のタイトルは劣っているはずであるという認識がそういう誤解を生むのかね」
「さあな。それは知らない。でもパターンとしてはAC2も同じでしかない。泣けてくるほど新鮮味がない」
「そうか」
「そのへんのことをちゃんと分かっているからProject ACESもAssult Horizonというまるで違うやり方を模索するのだろう」
「それは新鮮味があるわけだね」