きむらたかし@三田用水さんよりのご教示です。
もっと東京ちょいとマップ・世田谷区より
井の頭線は、西松原と永福町の間には「和泉変電所」という駅もあったんですね。
何回も歩いて確認した場所なので、あまりにも驚いて再確認してしまいました。
分かったことは以下の通りです。
- 和泉変電所という変電所は存在する (確認済み・前提として良い)
- 和泉変電所という駅について記述した資料は発見できなかった
- 鉄道マニアは戦前から存在しており、駅の改廃に関する情報はマメに記録されていたと思われるので、未知の駅が発見される可能性は低い
- 開業時の路線図には存在しない
- 昭和14年の地図にも存在しない
おそらく、9割は地図の誤記では無いかと思います。
残りの1割の可能性は以下の通りです。
- 開業時には存在せず、昭和10年には存在したが、昭和14年にはもう存在しない
- 計画駅で実際には設置されなかった
- 駅では無いが駅に類するものはあった (信号所等)
感想 §
地図の誤記は地図ばかり見ていると割とよく見つかる悩ましいもの。もちろん戦時改描ではなくて、ただの間違い。未来の間違った予測も含めて。その手のものか、そうではないのか、とても悩ましいところ。山手急行本線との分岐点なので、駅があっても不思議では無いロケーションなのが特に悩ましいところ。