感想・映画「宇宙戦艦ヤマト完結編」

「完結編である」

「フィーバー・ヤマト・サイトのをやっと見たのね」

「うむ。このあとはまだ復活編があるが、これはBDを持っているので見なくてもいいと割り切った。なので、これが最後だ」

「これにて完結だね」

全般的な感想 §

「詰め込みすぎで長すぎで舌足らず」

「おいおい」

「やる気が空回りしている映画という感じだ。これほど長くしてもずっと足りない。印象が散漫になり、個々のシーンの突っ込みが足りなくなっている」

「永遠にと同じような感想だよ」

「それがヤマトというフネに乗り合わせた者の宿命なんだ」

全般的な感想2 §

「切った方がいいシーンはけっこう多い。足した方がいいシーンもけっこうあるけど。たとえば、ルガール・ド・ザールが2回敗北するのはあまり意味が無い。1回で十分。ディンギルの少年をもっと軸に据えて見所にしないと出演させた存在意義が見えてこない」

「そうか」

「島の死もあまり意味がない。切りどころ」

「うーむ」

「逆にデスラーはもっと出番を増やさないと登場が唐突すぎ」

神話になれ §

「昔、話は神話になると終わるという説を書いた」

「神々の領域に行くと物語が成立しなくなり、終わってしまうんだね」

「ヤマトも完結編でまるで神々の世界での戦いになった。宇宙じゃない。神々の領域なんだよ。あそこは。宇宙なのに雲が漂っていてさ」

「なるほど」

「しかも、神殿に馬」

「わははは。ウマいことを言うね」

つっこみ天国 §

「相変わらず突っ込みどころは多い」

「そこは長所?」

「今となってはそう思えるが……」

演出助手・山内重保! §

「今回気づいたスタッフこの人」

• 演出助手・山内重保!

「山内重保って?」

• デジモンアドベンチャー02 前編・デジモンハリケーン上陸!!／後編・超絶進化!!黄金のデジメンタル（2000年、監督）
• も～っと! おジャ魔女どれみ カエル石のひみつ（2001年、監督）

「この2本は映画館で見たから監督名が印象に残っている」

「えー」

「あと、リメイク版のドクタースランプの監督」

「これもまた未来の監督クラスじゃないか」

「特に重要なのはカエル石のひみつだな」

「どう重要なの?」

「おジャ魔女どれみといのは、集団魔女もので、毎回クライマックスで集合魔法のマジカルステージをやって終わるのがお約束だ。しかし、それをやらなかった。ただの女の子の話であった。かなりパターン破りの人だ」

「そうか」

「ドクタースランプでもかなり大胆な方針変更をやったしな。アラレちゃんは痛みが分からないロボットだったがリメイクで痛みが分かるロボットに変化した」

「えーっ」

「戦いの無いエピソードを作ってしまうヤマトの遺伝子をどこかで受け継いだのかな?」

その他の見ながらメモ §

• 出だしのBGMってCD未収録?
• 地球創世のところは聞き覚えがある
• アクエリアス、銀河の外から回遊してきた
• アクエリアス、宇宙神話。神話で話は完結する
• 西暦2203年
• 原作設定監修松本零士
• 異次元から現れた別銀河
• 銀河衝突の破局。そこにいきなり出てくるヤマト。完結編は最初と最後だけクライマックスだぜ!
• 古代から見たデスラーは宿敵で友人
• 無差別ワープ
• 分かりにくいのは、破局が2つあるからだ。アクエリアスと銀河衝突
• 水を破ってウルク発進
• 洪水
• 見捨てられない古代
• コスモハウンド
• 転落!
• 生存者がいるのに救助できない古代の苦悩の表情
• ディンギルの少年1人のために複数名の地球人が死んでいる
• 出てくる他人は全部敵。粗雑な思考のルガール・ド・ザール
• ハイパー放射ミサイルで撃滅せよ
• 奇襲されてすぐ戦闘配備指示
• 第2波ミサイルにちゃんと迎撃ミサイルを撃っているが、作画が透過光の誤魔化しだあ
• 第2艦橋直撃
• ひっくりかえって落ちていくヤマト。ダイナミックな構図だ
• ヤマトの乗組員はみんな倒れている
• 惑星に落下
• 第3艦橋に衝撃
• 自動帰還スイッチオン
• 「ヤマトには命があるのか!」壊れるアナライザー
• ウルクでかいなあ
• ウルクってゼロテスターの人工島みたいだよなあ
• 女子供も切り捨てるルガール総統。もしかしてホモ?
• ルガール総統から三千光年先に地球
• 斜め前下からのウルクのパース、かっこいい
• 佐渡先生登場
• 粘土板を知っている昔に詳しい佐渡先生
• よろしく地下ドック
• 「ここの乗組員は宇宙服を着ておるな」第1艦橋は宇宙服を着ているから一時的な仮死状態で済んでいる。真田の機転のおかげ。
• ヘルメットを付けてない古代
• ちゃんと壊れたままのアナライザーが描いてある
• なぜか目覚める真田。ヘルメットの差だけなのに
• 古代の銃で自殺未遂のユキ
• 真田の「ばかっ!」
• 宇宙艦隊集結
• 避難船団
• しまじろう
• 水が引いたら……、どこに引くんだ?
• 島は弟と暢気にサッカーしてるのに、古代は病院でうなされている
• 大勢死んだ
• 古代が死なせた
• 移民船団殲滅戦
• ワープして避けられる波動砲
• 古代の辞表だ
• 自分の未熟さを知った古代。しかし、それが成長の意味だ
• 「ユキ、この人に電話を入れてくれ」「まさか天国に電話しろと?」
• 本土空襲。敵機は格好いい
• 「今度こそ、ヤマトで叩いてやる」でも辞表提出済み
• 情けない気分で一杯の古代。エレベーターで地下に降りる
• 修理中のヤマト
• さらば～　ヤマト～　もうお別れだ♪
• 明日の朝発進という太助
• 真田と島に会う古代
• 真田「ヤマトもみんなも寂しがるぞ」やはりヤマトも人扱い。
• 無人の第1艦橋
• 「こちら全天球レーダー室」
• 沖田の声が聞こえる。しかし幻聴じゃないかもしれない。沖田は昨日から乗っていた
• 死んだはずだよ沖田さん
• 「古代、戦闘班長として出航の指揮を執れ」艦長職は辞表を書いたが、戦闘班長は首になってない。
• 完結編で本当に面白いのはここまで。
• 見送る藤堂
• ヤマトより大きな波。やはり海はこうでなくちゃ
• 言うだけ言って引っ込む沖田。そりゃそうだ。ほとんど無理を要求している。死ねというのに等しい命令だ
• ふゆずき?は501　みずたに艦長
• 残存艦9隻
• 「坊主になってお詫び」
• 食い逃げ少年。やはり鶏肉だよな、あれは
• 濃緑色と明灰白色のコスモタイガー隊発進
• でも、海軍機というより、陸軍機っぽい
• 「全艦砲雷撃戦用意。突撃体勢作れ」
• 非常に珍しいヤマトの艦隊戦だ
• 敵水雷艇コクピット内描写、これがヤマトの定番
• 古代負傷
• 117の護衛艦。最初の犠牲
• 自己犠牲の護衛艦
• ヘルメット着用の島や真田。警戒してる
• まだ自己犠牲
• ディンギルの少年もヘルメット
• 333の護衛艦は残存
• 救命艇
• 武士道が敵にも無いと見える
• 「汚い真似をしやがる」油断したのはヤマト側
• ユキと一緒のラブラブ飛行
• 波動カートリッジ弾装填
• すれ違う攻撃隊と索敵機。実際にあるシチュエーションだね
• 古代が敵の位置を報告している時のBGMは、同じメロディーだがCD化されていない?
• 都合良く全弾命中しちゃう波動カートリッジ弾
• 絵にスケール感が無く安っぽい。掛けた手間が無駄になっている
• 冥王星海戦ってこれだったのか
• ふゆづき返した
• 徳川の出番があった。遺影が喋った
• 「自分のためなら何をしてもいいディンギル」分かりやすい設定。分かりやすすぎて安っぽい。
• 会議シーン
• ルガール王国
• 総統とルガールドザールの会話の背景に、ロボットホースが神殿の中にある
• 神話風の雲のある宇宙にワープアウト
• 森雪のコスチュームが白になって色バランスが悪い
• 空中に浮かぶ島。滝もあるでよ。まさに神話世界
• まさに神話世界
• 廃墟まで綺麗
• スターシャ死亡編のリベンジだ。綺麗な海の星だがみんな死んでいる。でも、死んだ女王がぺらぺら喋る
• イスカンダルはプチアクエリアスだったのだ
• ディンギル星人について語るアクエリアス。単なる生前の録音ではない
• コスモタイガー山木隊?　山本隊じゃないよ
• 水上を飛ぶミサイル。ここで水中に入って走行しないからつまらない。新たなる旅立ちなら水中に入ってくれる。
• 万能過ぎるハイパー放射ミサイル対策
• ディンギルの砲に反動が無いから安っぽい
• 「構わん、惑星ごと粉砕せよ!」猛烈な沖田
• ルガールドザールを拒否する父親の苦悩がちらりと見えた
• 「ニュートリノビームだ。ニュートリノはほとんど物質と相互作用しないから突っ込んでも安全だぞ」
• 波動エネルギーがなぜかニュートリノビームを防いでくれる。ご都合主義も行きすぎ。もっとも、永遠にの敵がヤマトの波動エネルギーに弱いという設定もそうだけど
• 着陸するヤマト。第3艦橋はどうなった。下で破壊された都市の住人はどうなった
• 古代が高角砲って言っちゃったよ。パルスレーザーじゃなくて
• ルガール戦前のBGMはCD化されていない?
• 腹這で乗る円盤機。これはいいデザインだ。人がよく見えて分かりやすい
• コスモガンで応戦。なんで「高角砲」で応戦しない!
• 島負傷
• 負傷した島を治療もしないで命令。非道の古代
• ヤマト艦上のロボットホースをコスモゼロで銃撃する古代。ヤマトもダメージ?
• こういうときのための太田だろう
• 島に無理をさせるな
• 加藤機のコクピットに下にいろいろマーキングが描いてある
• ワープ阻止と誤認のシーンのBGMはCD化されていない?
• 島の惨状に誰も気づかない
• 「全機前方の神殿に向かえ」やはり神話
• 「坊や」この後に及んでも名前が無い少年。島次郎にはあるのに!
• この後に及んで和解しようとする古代の理想主義
• 無駄な少年の死
• 「坊や坊や」この後に及んでもまだ名前が無い少年。
• 「それでも人間かと言われて」屈折した表情をちらっと見せるルガール総統
• たった1人助けた少年にも死なれる古代。ダメージ大
• 「真田おまえが発進させろ」太田じゃない!
• 下部スラスターを使ってSTOL離陸するコスモゼロ。実はここは凝ってる。
• 岩石オープン艦隊発進
• ヤマトが沈む……。崩壊するウルクの中に……。下から出てくるけど
• 島はしまらないなあ。治療を受けないで無理をしてヤマトを飛ばすから
• 完結編で恋敵を退場させるためだけの島の死
• 夏ならコンビニでアクエリアスを買ってきて飲むところだ
• 誰かが残る必要があるという便利な設定。説得力が足りない
• ヤマトで利用できる便利なディンギルの重水プラント
• 「ヤマトを消滅させるなんて!」消えません
• 揺らしたぐらいで重水は爆発しません。点火には波動砲が必用なんだから
• みんな大好き2代目デスラー艦だ!
• デスラー配下はガミラスクルーザーだ。ガルマン艦じゃない
• 333がふゆづきだ
• 「古代、雪、いい子を産むんだぞ」古、古代も産むの?
• 波動エンジンを見ている真田
• 波動圧縮ボルト
• 「砲口が塞がれました!」
• コスモゼロで退艦しない古代。乗客が複数いればしょうがないか。
• 未練たらしくついていくコスモタイガー隊
• 「沖田艦長が残っておられます!」
• 最後の便の乗客。古代、雪、真田、佐渡。この4人だけ敬礼している。知っていたのはたぶんこの4人。
• どう考えても、水爆より波動砲の方が威力は圧倒的にでかいよなあ
• 発射!
• ここで船体が2つに折れてる
• ふゆづき、実は地球に戻ってない。アクエリアスの水近くにいる
• 流されているヤマト。第1艦橋水浸し。第1艦橋のガラスが無い。でも次のカット(外からの映像)ではある
• 沖田は既に死んでいる
• みんな乗員が死んでいるときだけ生きたヤマトが現れる。艦首を持ち上げて死にたくないと訴える
• 結局、このシーンで納得させられるから途中はまあいいかと思えてしまうのだな
• スタッフロール
• 演出助手・山内重保!
• HAVE A NICE DREAM!
• アクエリアスの海でいいんだろう。みんなふゆづきで近くにいたんだから
• みんな走れ
• 雪は既に着替えている
• 消えるその他大勢。古代と雪だけ残るぞ
• お待たせ。エロアニメの時間です
• 森雪だけ服が途中で違うぞ
• お色直し?
• エロシーンはたったこれだけ。なぜって70mm版だから
• クイーン・オブ・アクエリアス、ぬげー
• 「遠いアクエリアスの子らよ。遠い昔に滅んだ筈のおばあちゃんの私の裸でもいいのですか?」
• 死者の国へ飛んでいくヤマト
• この映画は無駄に長すぎ　2時間40分過ぎてるよ
• クイーン・オブ・アクエリアスもヤマトも消えてしまう
• 完

オマケ §

「なぜ遺影の徳川機関長が喋れるのか」

「なぜ?」

「普通ならそのためにベテラン声優を1人呼ぶのはきつい」

「そうだね」

「でもさ。佐渡先生が出演する以上、あえて呼ばなくてもそこにいたんだよ」

「ぎゃふん」

オマケ2 §

「完結編でコスモゼロが未帰還ということはなかった。しかし、古代が離艦するときは

コスモゼロではない搭載艇で移動した。これは何を意味するのか?」

「何を意味するの?」

「古代のコスモゼロは、ヤマトが自沈した時点で失われたんだ」

「じゃあ、復活編のは?」

「だから、コスモゼロ21という別機体なんだ。古代が乗っていた52型とは別物」

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• 短編「さらば宇宙戦艦ヤマト2199-2」
• 短編2本立て「タラン級巡洋艦危機一髪」「アンリの日記」
• 【銀河中東戦争】我が心の不滅の艦 －宇宙戦艦ヤマト・ハイドー編－
• 彗星帝国防空巡洋艦ガトランタ
• 実験小説・ 宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち 異聞
• ガミラスコンバット04　Shattered Spaces
• テッドさんテーブルクロス 【宇宙戦艦ヤマト給仕長物語】
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• 【テッドさんテーブルクロス外伝】ズォーダー大帝最後の勝利
• ゼーリック艦隊ついに勝つ
• ズォーダー伝
• 実験小説ヤマト完結編
• 宇宙戦艦ヤマト 天界譚～「ヤマト完結編」完結編～
• 宇宙戦艦ヤマト 冥界譚
• さらば女装戦艦ヤマト　宇宙のブレザー達　(英題Star Blazers)
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• ゲール東京に現る (トーキョーゲール)～推理サイボーグ真田志郎の事件簿5～
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