「2199のドサクサで公開遅れた話題をいくでー」
「いつの話だよ、セクサロイドって」
「んー。2199サイトで今はもう無いヤヨイ計画って文字を見た頃」
「ぎゃふん」
本題 §
「Amazonの古書1円でセクサロイド4冊をオーダーして届いた」
「全部で4円か」
「実際は送料が掛かるので、合計で千円ぐらいだけどね」
「それで?」
「1巻を読んだが、結局、松本零士が『ヤマトはおれのもんじゃ』と言いたくなる理由がよくわかった」
「なぜ?」
「主役がシマとユキなんだよ」
「わははは」
「しかも、ヤレタラはいないが、バレタラならいる。『ドメラーズIII』はないがF国の戦闘ヘリ『メラーズIII』はある」
「ひ~」
「で、3巻には次元波動エネルギー発生装置が出てきた」
「おい次元、波動エネルギー発生装置だってさ」
「4巻 佐度さんは有毒酒にあたって重体」
「佐渡じゃないのか。でも酒なのか」
「問題は第III計画だ」
「何が問題なのだ?」
「地球を2つに分けて考え方の違う人間を住まわせる。これは二連惑星と考えればガミラスとイスカンダルの関係にそっくりだ」
「えー」
「セクサロイドの初出は、ヤマト以前連載開始であることは確かだ」
「ヤマトの原型亜種と見てもいいわけだね」
「結局、復活編を見ても、まさに松本キャラの佐渡先生が酒を飲んでいる。本来松本零士の魂のネコであったはずのみーくんも一緒。これで『おまえのものじゃない』と言われても納得しきれないだろう」
「でも松本零士由来ではない要素も多いよ」
「だから話がこじれるんだろう」
オマケ三段活用 §
「セクサロイドは、『寝取られ』の誘惑に満ちている作品だというのが読後の感想」
「誘惑?」
「たいていは実行されない。殴られて未遂で終わる」
「そうか」
「そこで、実行してしまうのがガンフロンティアだろう。ガンフロンティアの場合、ヒロインが主人公以外の男と実際にやっちゃうという段階に踏み込んでしまう」
「主人公は踏み込んでこないの?」
「踏み込んでみても、既にやられている段階だ」
「ひ~」
「更に言えば、聖凡人伝になると過去形になるんだ」
「えっ?」
「他の男のものであったことが、過去形で明らかにされ、主人公はその点で既に踏み込めない」
「完全に終わった後ってことだね」
「だから、セクサロイド(1968)で提示された『寝取られ』の誘惑はガンフロンティア(1969)で実行され、聖凡人伝(1971)では既に過去として回避不能の固定された現実化してしまうのだ」
「固定された現実化すると何が起こるの?」
「100%回避不可能な寝取られた状態が現出する。間違った判断や敗北の結果、愛するヒロインが寝取られてしまうのではなく、分かった時には他の男に既に寝取られていた状況が現出する」
「それは、悲惨だね」
「しかし、『寝取られ』マニアには極上の情況だ」
「それがいいのか!」
オマケのオマケ §
「セクサロイド→ガンフロンティア→聖凡人伝という三段活用を考えたが、実はこの3つのコミックの初出がこの順番通りであるか軽くネットを検索しても確認できなかった」
「どうして?」
「情報が少ないのだ。でも、頑張ってファンサイトから雑誌初出らしい年代を拾ってその通りの順番らしいことを確定した」
「ごくろうさん。でも松本零士には詳しくないんだね」
「そりゃあ、ヤマト経由で松本零士の名前を意識した以上、それ以前の活動は不明瞭だ。リアルタイムで経験していないのだからね」
オマケの星 §
「オズマって、あの黒人の外人選手の?」
「それは巨人の星の見過ぎ」
オマゲー §
「1回もやってない」
「えー。なんで?」
「おいらの端末で動かないみたいだから」
「門前払いか!」
「最近、このパターン多いよ」
「多いのか!」
「健全な競争という美名の元に行われたユーザー囲い込みで、プラットフォームの分断が進んでいるからね。面白そうなアプリの話をされてその気になったら最後にiPhoneあるいはAndoroid専用とか言われて『死ね』と思った人もけっこう多いと思うよ」
「そりゃそうだよね。目の前で『さあ遊べ』と宣伝されてその気になっても、機種の違いで遊べないのではね」
「詳細はよく知らないが、分かるのは、無意味な壁がどんどん増えてるってことだけだ」
「ちなみに、どんなゲームだったのかな?」
「さあ。少なくとも地球滅亡エンドだったらしぞ」
サービスを開始して現在までベータ版で提供されていましたが、正式サービスになることも、イスカンダルへ到達することもなく、地球は滅亡してしまったようです。
「ぎゃふん」
「DC版といい、地球滅亡エンディングが流行ってるなあ」
「なんか違うぞ」
オマゲー2 §
「同じ話だろ?」
「上はモバゲー。こっちはグリー」
「どこに苦情を持ち込めばいいの?」
「グリークラブとか」
「なんか違う」