『宇宙戦艦ヤマト2199』発進式 ~俺たちのヤマトSP~より
最初のヤマトを一回、具材のレベルまで還元して、しかも前の鍋に入れられなかった具材も入れつつ、35年の間に出た新具材も入れて、もう一回、最新の調理技術で仕上げた最上の料理だと。具材や味付けはけっこう変わって見えるかもしれないけど、これはまさにヤマトという料理なんだと。そんな感じがしました。
「でたー。『ヤマトは鍋』説!」
「デジャブだ」
SPACE BATTLESHIP ヤマトは「ヤマトとは違うものを見に行く決意を持つと、ヤマトに案内される」か?より
「南部だってアニメとは似てないよ。でも、メガネ君なんだよ。メガネ掛けてるんだよ」
「別人だけど南部だって納得しちゃうね」
「だからさ。SPACE BATTLESHIP ヤマトに浮遊大陸はないが、浮遊大陸も含めてヤマトの全成分は砕かれてぐつぐつ鍋で煮込んであるんだ。その鍋をオーダーすると、出てくる料理はヤマトではなく鍋だ。浮遊大陸も三段空母も出てこない。そこで、ヤマトじゃなかったと帰ってもいい。やっぱりヤマトじゃありませんでした、と報告するために喜び勇んで帰ってもいい。単に上映が終わるまで時間を潰してもいい。でも、ヤマトじゃないという覚悟を最初から持って鍋に手を出すこともできる。そして、ヤマトじゃないと思って一口食べるとあら不思議。ヤマトの味がするんだ。ヤマト以外の何者でもない味がするんだ」
「結果として、同じ劇場で上映終了までいても、食べた人と食べなかった人の感想はまるで違うわけだね」
「ちなみに、最後まで劇場の椅子に座ってスクリーンを見ていることは、なんら見た内に入らない。昔からよく言ってることだけどさ。誰が見ても分かるように映画は作られる必要があるが、それで映画が分かるわけではない。最後の1歩だけは常に見る側に踏み出すことが要求されているんだ。席に座ってスクリーンを見ているだけの受動的な態度では観客としてはダメなんだ」
「いくらコックが料理を作っても、食べる作業だけは客の仕事ってことだね」
「2199の南部も似てないんだよ。でも、メガネ君なんだよ。メガネ掛けてるんだよ」
「えー」
「だからさ。ヤマト2199に浮遊大陸はあるが、第3話なんだよ。それも含めてヤマトの全成分は砕かれてぐつぐつ鍋で煮込んであるんだ。その鍋をオーダーすると、出てくる料理はヤマトではなく鍋だ。浮遊大陸は登場が早すぎるし、三段空母もデザインが違う。そこで、ヤマトじゃなかったと帰ってもいい。やっぱりヤマトじゃありませんでした、と報告するために喜び勇んで帰ってもいい。単に上映が終わるまで時間を潰してもいい。でも、ヤマトじゃないという覚悟を最初から持って鍋に手を出すこともできる。そして、ヤマトじゃないと思って一口食べるとあら不思議。ヤマトの味がするんだ。ヤマト以外の何者でもない味がするんだ」
「おいおい」
オマケ §
「ヤマトはおでん説ってのもあったな。忘れるなよ」
「やっぱり清酒美伊と一緒にあつあつおでんを……」
オマケ2 §
予想外だった宇宙戦艦ヤマト2199のウワサ……より
もう一度改めて大胆予測するヤマト2199
「今度はなんだよ」
「トーキョー ジュピターで、浮遊大陸に波動砲発射」
「もういいって」
「読み直してハッとした」
「なぜ?」
「少なくとも以下の点は確からしい」
「そうらしいね」
「でもさ。第3話で木星はいくら何でも無理がある。第1話ではまだヤマトは寝てるのだ」
「何がいいたい?」
「出渕総監督は、浮遊大陸とは言ったが、それが木星かは別の問題だ」
「えー」
「東京上空で波動砲を撃たないと誰が言えるのだ」
「おいおい」
1000年オマケ §
「とすれば浮遊大陸の正体は、浮上した関東平野!」
「それもネタが違うって」