「最高の特別って何だと思う?」
「パッパラ隊に関して?」
「そうだ」
- とびかげが2人
- 水島とイズルの共闘
- ランコと水島三姉妹の共闘
「こんな感じか?」
「どれも違うな」
「なんだよ」
「あくまで個人的な最高の特別とは、ランコと水島の娘と息子のドラマが僅かでも描かれること。まして、それが帝国と反乱軍の始まりを描くのならなお良いわけで」
「は?」
「結局、この下巻の結末こそが最高だったというわけだ」
「えー」
「これを持って突撃と逆襲と続くパッパラ隊は完結した」
「そんなに嬉しいの?」
「いいものを見せてもらった。一迅社ありがとう。松沢夏樹さんありがとう」
その他 §
「たらい衛星が、たらいの部分はギャグだけど中央部分が無駄にかっこいい。松沢夏樹らしい」
「そこか。そこなのか!」
その他2 §
「ランコと水島の娘5姉妹だけど、純也との別れに際して5人全員の表情が違うのが表現として見事だ。全員のキャラクター性が出ている」
「問題はそこなんだね?」
「出来の悪い萌え作品にない物だな。ああいう作品はキャラが1枚の絵に並んだときに表情が均一。キャラに表現に区別が無い」
「ロートルなめるな、ってことだね」
「そうだ。この作者は、轟天が分かってる世代だ」
「わうわう」