「Win8用の専用ノートが無いと身動きが取れないと分かったので、エイヤッとオーダーしてしまった」
「君がThinkPadを買うとは珍しいね」
「昔は買ったぞ。ThinkPadブランドのマシンを2台買ってる。ThinkPadブランドが出来る前のIBMのノートも1台買ってる」
「なぜそれっきり買っていないの?」
「1台として満足できたマシンがない。一方で、トラックボールのLet's noteは非常に良かった。トラックボール派になるのも当然だろう」
「でも、トラックボールのモデルはもう無いよ」
「その通り。なので、もうLet's note派というわけでもない」
「では、ずばり質問するぞ。なぜThinkPadに回帰する気になったのだい?」
「タッチの時代になったら、乳首(トラックポイント)が肌に合わないという話は意味が無くなる」
「えー」
「常識が変わったのだ」
「じゃあ、どうしてこのマシンに決めたの?」
「理由は少し特殊だ。自分は開発者として、キーボード付きのマシンと、スレートが両方必要だ。両方に変形できるこのマシンはその意味で都合が良かった。値段もそれほど高くなかったし」
「なるほど」
「あとは、知人がこれと同じマシン(と推定される)にWindows 8を入れていたのもポイントが高いな。動くだろうと推定できた」
「そこか」
「キーボードの下にタッチパッドが付いているのもいい。キーボードモードでも乳首を使わないで済む」
「それなら君にも良さそうだ」
好印象だが §
「箱を開けて取り出した印象は、実は凄く良かった。キーボードが使いやすそうだ」
「へー」
「キーボード下のタッチバットはボタンが上なのだが、これはかえって押しやすい」
「なるほど」
「コンパクトで、テンキーが無いのもポイントが高い」
「無い方がいいのか」
「そう。無い方がいい」
「じゃあ、印象は良かったわけだね」
「そうでもない」
「えっ?」
「ソフトが立ち上がると泣けた。いらないノートンを押しつけてくるし、いらないChromeを押しつけてくるし、IEを立ち上げたらデフォルトのホームページがGoogleで、デフォルトの検索プロバイダがGoogle。全部いりません。余計なお世話です。ソフト的なセンスの悪さは最低だね。まあ、昔のThinkPadもソフト的なセンスの悪さ(ドライバが提供されないとか)が原因で辟易したところがあるから、昔通りか」
「それでいいのかよ」
「現在ISOイメージを転送中だが、全部消してWindows 8 RPを入れるさ」
「ひ~」
「ちなみに、まだ使い始めていないからこれで満足するかは分からないぞ」
「きびしー」
スペック §
「読みにくいがスペックを付けるぞ」
ThinkPad X220Tablet CTO
プロセッサー
インテル Core i5-2520M プロセッサー (2.50GHz/ターボ・ブースト利用時の最大周波数 3.2GHz, 3MB L3, 1333MHz)
初期導入OS
Windows 7 Home Premium 64ビット 正規版
導入OS言語
Windows 7 Home Premium 64ビット 正規版 (SP1, 日本語)
ディスプレイ
12.5型HD液晶 (1366x768 300nit IPS インフィニティ・ガラス LEDバックライト) - マルチタッチ対応(指・デジタイザーペン) 3x3
グラフィックス
Intel® HD Graphics 3000
メモリー
4GB PC3-10600 DDR3 (1スロット使用)
キーボード
日本語キーボード
ポインティング・デバイス
TrackPoint and TouchPad
ハード・ディスク・ドライブ
320GB ハード・ディスク・ドライブ, 5400rpm
ドッキングデバイス
ThinkPad ウルトラベース・シリーズ 3
バッテリー
6セル Li-Ion バッテリー
電源アダプター
65W ACアダプター
Bluetooth
Bluetooth 3.0
ワイヤレスLAN アダプター
ThinkPad IEEE 802.11b/g/n ワイヤレスLAN (WiFi準拠) 1x1
ワイヤレスWANアダプター
WWAN対応 (通信モジュールなし)
付属品
日本語