実は値切れる・だるめしスポーツ店

「びっくりしたなー」

「なんだよ」

「だるめしスポーツ店って、3DSに0円で来たから落としてみたけどさ。ゲーム内で遊ぶ個々のゲームは有料なんだよ。400円ぐらいで」

「どんなゲーム?」

「タイミング良くボタンを押すだけかな」

「それで400円は高いよね」

「そうだろ?　これは買わないよな、と思った」

「違ったの?」

「実は値切れる。ゲームの1つを上手く200円まで値切ってしまった。せっかく値切ったし、200円ならいいかな、と思ってつい1本買ってしまったよ。打つ快感II」

「えー。買ったのかよ」

「結局さ。値切り交渉がゲーム性なんだね」

「打つとか守るとかよりも?」

「そうだな」

「それで肝心の打つ快感IIはどうなんだよ」

「難しくていちばん優しいステージしかクリアできないよ」

「ひぇ～」

「すれ違い通信やってたら割引券をくれた。勿体ないから使いたいと思うと、またしてもゲーム内ゲームを買わされる」

「商売が上手いね」