「数万個の画像ファイルから、同じファイル、同じファイルのサイズ違いを検出するNearColorCheckerの新リリースだ。CodePlexだからOSSだぞ」
「いっぱいバグを取ったので、かなり安定していろいろと検出できるようになったぞ!」
「どんなバグがあったの?」
「主なものはこんなところかな」
- モノクロの判定が間違っていた。(モノクロの除外扱いをやめた)
- アスペクト比の扱いが間違っていた
- 同サイズの画像は相違ピクセル数判定に切り替えた
- 細かく直した箇所は数え切れない
「他にも機能的な使い勝手の改善とか」
「たとえば?」
「削除ファイルは特定フォルダに移動する構造になっていたのだが、特定フォルダはフルパス指定をやめて対象ドライブの指定フォルダ扱いに変えた。だから、対象を切り替えると自動的に追従するよ」
感想 §
「ところで、NearColorCheckerをOSSにしてOSS信者からお礼を言われた?」
「ぜんぜん言われたことは無いぞ。奴等はひらすら奪うことしか頭にないからな」
「じゃあ、なんでOSSにしたわけ?」
「昔から特にソースを隠す理由が無いものはソースを公開してきた。それこそOSSという名前が無いぐらい昔からそうしてきた。別に奇異なことは何もしてないよ」
「ふーん。じゃあ、なぜCodeplexを使ったわけ?」
「Visual Studioから直接チェックインできて、無料で好きなだけ使えるから」
「分かった。Term Foundation Serviceだと制約が大きいわけだね」
「そうそう。ソース見せて構わないなら、Codeplex使う方が安上がり」
「見せて構わないの?」
「どうせ誰もみない」
「根性のある読者が見に来たら?」
「なら歓迎するさ。ソースコードで語ろうぜ」
「それは価値があること?」
「デバッグビルドで走らせてごらん。実は判定に使用した情報が追加で一杯見られるようになっている」
「Visual Studioとソースが要るってことだね」