「歴代ヤマトのメカにはそれほど大きな不満は無いのだが、時々『これはすべった』と感じるケースがある」
「たとえば?」
「超巨大戦艦。砲塔が多いだけであまり巨大感が伝わってこない。あれは砲塔が多いから強そうというデザインであって、巨大に見せるデザインには思えない」
「で、本題はなに?」
「デウスーラ・コアシップ、模型の写真で見ると凄く小さく見える。全長250mの大型艦には見えない。なぜ小さく見えるのか模型を見て検討してみたかった」
「模型を作って理解できたかい?」
「おおむね分かった気がする」
- ブリッジが大形コクピットのように見えてしまう
- その結果、大形爆撃機クラスに見えてしまい、大型艦には見えない
- 全体的に細身、で特に前部が細い。大きい感じがしない
「アニメでは小さくは見えないよ」
「アニメではブリッジの窓に枠が描いてあるので、全体が小さく見えない。しかし、模型は窓の枠まで透明パーツなので窓が大きく見えてしまう」
「その差か」
「だからね。この問題はアニメのデザイナーの問題ではないと思う。模型固有の問題」
「むむむ。難しいぞ」
「それでね。後は艦首が退屈なの。ヤマト1974のデスラー艦ならデスラー砲が付いているはずだけど無い」
「それで君はどうしたいのだ」
「コアシップなので、コアつながりで、ブリッジをコアファイターに換装しても印象は大差ないのではないかと思えてきた。しかし、もう1つGスカイイージー風に船首にコアファイターを付ける案も浮上した。結局1/250Gアーマーのコアファイターを船首に付けた」
「なるほど」
「意外と違和感が無かった」
「ひ~」
「写真は軽く汚しを入れた完成品だ」
「とはいえ、この問題をあまりしつこく取り上げてもあまり意味が無い」
「じゃあ何を言いたいんだよ」
「デウスカイイージーというネーミングを思いついた時に、ネーミングで勝ったなと思った」
「なんでイージーなんだい?」
「ガンダムのパーツが入ってないから」
「……」
「でもね。あとから風呂の中でデウスカイダイバーという言葉も思い付いた。艦首に付いている戦闘機はデウスカイ1」
「年代限定の捨て身のギャグが来た。どこまで本気か分からないよ!」
「本気度はゼロ」
「冗談100%かよ」
オマケ §
「本当に捨て身のギャグ」
「どのへんが捨て身のギャグなんだい?」
「もう2度とガンプラなんて買わないでしょう、と言っていたおいらが1/250旧キットのGアーマーを買ったのだ。当然ガンダムも入っている。しかも現在のどのラインナップとも互換性が無い1/250」
「ひ~」
「とりあえずコアファイターは使ってしまったけど、ガンダム本体とGファイターは組めるはずだ」
「それで終わりか?」
「落ちがある」
「なんだよ」
「キットがヨドバシから届いたその日に仕事の用事で新宿に行ってヨドバシを見た。届いたキットと同じものが目の前にあった……。そこで買っても同じだった……。通販をオーダーする時に店舗在庫チェックしたら無かったのに」
「教訓は?」
「1/250Gアーマー、Amazonで買うよりヨドバシ(通販)で買う方がお得だった」
オマケ2 §
「コアシップ。本当はコアラシップとして作るアイデアもあった。でも、コアラらしさを上手く表現する方法が思い付かなかったので没にした」
「なんでコアラやー」
「しょうがないので、コアシップ+コアファイターで」
「ひ~」
「あ、今思い付いた。ココアシップっていうのも良かったな」
「ココアブラウンで塗るな!」
超オマケ戦艦 §
「超巨大戦艦。砲塔が多いだけであまり巨大感が伝わってこない。あれは砲塔が多いから強そうというデザインであって、巨大に見せるデザインには思えない」
「砲塔が多いと強そうなのか?」
「鋭い突っ込みだ。実は砲塔が多い山城扶桑伊勢日向が強そうには思えないので、砲塔が多いから強いとも言いがたい」
蛇足のオマケ §
Subject: 主力戦艦沖田艦カラー
Keyword: 【▲→川俣晶の縁側→模型局→キャラクターモデル】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20140115184242
名前: トモネコ
本文:
コアファイター&コアシップはコア繋がりですか(^_^;)
デザイン的には妙にまとまっていますがガンダムファンとヤマトファンの両方から石を投げられないか心配です(^_^;)
「大丈夫だ。心配無用。両方はあり得ない」
「なんで?」
「デウスカイダイバーというネタを飛ばした時点でUFOファンにも狙われる。つまり3方向」
「嬉しそうに言うなっ!」
「ちなみに、デザイン的には妙にまとまっているのではなく、まとまるように作ってある。7割ぐらいまでは計画的だ。残り3割は偶然」
「なぜ10割計画しないの?」
「コアファイターのサイズって買ってみないと分からないんだよ。意外とスケールがいい加減なので、大きかったり小さかったりする」
「つまり1/1000のコアシップに1/250のコアファイターを付けておかしく見えないのは計画的なことなの?」
「そうだ。それは模型のコアシップが1/1000に見えない事実を逆手に取ったトリックなのだ」
「でもやっぱりおかしいよ!」
「やっぱり?」