「暑いな」
「ああ」
「はやく電車来ないかな」
「うん」
「あっ。冷房車が来た!」
「あれはAU-09自立分散型サブクーラーだ」
「屋根の上にアナライザーが並んでいるぞ」
「私は自由なクーラーだ。番号なんかで呼ぶな」
「アナライザーが先頭車両に集結しているぞ」
「自由なクーラーだからな」
「先頭車だけ極寒だ!」
「他の車両は?」
「暑い……」
解説 §
「解説をしろよ」
「やだ」
「ケチっ!」
「やはりクーラーだったら、151系に乗ってるAU12がいいよな。独特の形状で。ただ、分散型クーラーはどれもかっこいいとは言える。しかし、最近は集中型のクーラーが電車の屋根に乗っていることが多い。AU726とか」
「わかんない!」
「ともかくAUっていったら電車の屋根に乗ってるクーラーなんだよ」
「じゃあ、AU09ってクーラーもあるのかよ」
「どうも最初のクーラー(試作品)はAU11らしいので、AU09って無いのかも」
「えー」
「キハ09ならあるんだけどね」
「人間よ、理解不能だ」
オマケ §
Subject: 続・旧メカコレの古代艦で発見した記述・雪風と17号はいかにして同居できるか?
Keyword: 【▲→トーノZERO→アニメ感想→宇宙戦艦ヤマト】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20140622084301
名前: 禅芝
本文:
>アナライザーを青く塗ったら
青かどうかはともかく、色違いはあってかまわないんじゃないかというのが個人的な感想です。
2199でアナライザーの設定に”ヤマトの自律型サブコンピュータ”というのが付いて、予備操縦席に定位置が設けられたおかげで、船に必ず付属というパターンが可能なんだと思うのです。AU09は元々イズモ計画用に作られたユニットで、設定されたワープや通常空間なら冷凍睡眠中の乗員に代って、単体で操船が出来るという想定です。
そこから連想すると、将来作られるであろう、乗員の少ない主力戦艦/アンドロメダ級戦艦にはかならず付属するでしょうし、艦によって色が違うというのも有り得るでしょう。
ただその頃のはAU16とかまで型番が進んでいて形も若干変って、AU09を一桁の旧型だと馬鹿にしたりするのでしょうけれど。
「青いアナライザーの名前はきっとアオライザー。操縦士だし」
「なんで青は操縦士なんだよ」
「そりゃもう、バリブルーン飛ばすし」
「何か違う」
「AU12とかAU14になれば本当にクーラーの型番だね」
「それも違う」
「機械が制御するアンドロメダは、きっと艦内の乗組員の半分がアナライザー型ロボット」
「妄想が進んだ!」
「で、生身の人間とロボットが対立する!」
「それはコスモウォーリアー零っていいませんか?」
「零? 番号なんかで呼ぶな。私は自由なユニットだ」
「いや、番号じゃないから」
「アナライザー戦隊を考えてみよう」
「アカライザー。隊長。AU-09。アオライザー。パイロット。キライザー。ロボットのくせにカレーを食う。医務室でトランキライザー担当」
「トランキライザー?」
「ミドライザー。ブーメラン担当。緑のメランカを投げる」
「メランカ投げられた!」
「モモライザー。お色気担当。ディンギルの少年に鳥のモモ肉を奪われる。モモだけに」
「わしの肴が……」