ユキカゼ、キリシマ【銀河航路】バージョン §
「銀河水平波間を超えて♪ 死ぬなよ、古代」
「えーと、これはなんだい?」
「ユキカゼ、キリシマ【銀河航路】バージョン」
「なんかあり得ない翼が付いているのはなぜ?」
「この翼は銀河11型の翼」
「銀河航路と銀河11型のダジャレかい」
「その通り。ダジャレ以上の意味は無い」
「なぜこのような模型になっているのか理由を説明してくれ」
「うむ。この模型のキモはダジャレだ。従って、ユキカゼがユキカゼであることと、銀河が銀河であることは絶対に伝わらねばならない。そのため、色の相性は悪いがユキカゼ、キリシマはオリジナル色から大幅に変えないことにした。銀河も同じだ」
「強引に付けた感があるのは分かり易さのためってことだね」
「そうそう。格好良さを目的にするなら、もっと塗り方を考える」
「向きが違うのは?」
「これから銀河航路歌ってガミラス艦に突っ込みますよ、という光景の再現」
「それにはユキカゼとキリシマのすれ違いってことだね」
「でも、本当は銀河航路歌った2199版ユキカゼでは無く、旧メカコレのユキカゼ使ってるんだけどね」
「理由は?」
「安いから」
「キリシマは新メカコレ使ってるよね」
「新作で買い込んであったから」
「ぎゃふん」
使用模型 §
- 新メカコレキリシマ
- 旧メカコレ古代艦
- アオシマ1/144双発シリーズ銀河(2機入りのパッケージを1つ丸ごと)
- 新メカコレガミラス艦の台座
「ちなみに古代艦の台座は制作中に折れてしまったので、余っていた新メカコレガミラス艦の台座を使ってある」
アイデアの元 §
「本来、沖田艦って一式陸攻っぽいよねと思ったので、沖田艦に一式陸攻の翼を付けてみたかったのだ。しかし、サイズ的に手頃な1/144の一式陸攻を入手できそうになかったので、止むを得ず銀河を買った。ところが、主翼を片方付けた時点で、【銀河航路】と重ねてダジャレにするアイデアを思い付いたが、それだと沖田艦ではなく古代艦になってしまう。そこで旧メカコレの古代艦を追加で買い求めてそっちも改造を始めた。すると、古代艦の艦首の左右の張り出しがほど1/144銀河の主翼とほぼ同じ大きさだと分かったので、強引にそこに付けてしまった」
「強引かよ」
「全部が強引。それがこの模型」
でもね §
「でも、急に九六陸攻よりも一式陸攻よりも銀河が好きになってきた」
「理由は?」
「理想を追い求めて無理がありすぎる」
「誉めてねえ!」