「ああ、そうか。こんな流れなのか」
「どんな流れだ?」
「あれだけ期待感を盛り上げておきながら、出るなと言われた武道会。こんな形で絡んでしまうのか」
「結局出るのだね」
「でもさ。これでいいんだ」
「なぜ?」
「何もかも分かっている雪姫、フェイト、龍宮真名などの導きで大会に出たって面白くない。ここは、未熟でイマイチなアフロさんに導かれて試合に出ると話が面白くなりそうだ」
「なるほど」
「【僕は何でも知っている】フェイト君が中心にいると、どうしても話が盛り上がらない。彼が結末を見通してしまうからね」
「フェイト君よりアフロ君なのだね」
「それから最後の【ずっこけトリオ+1】がやはり面白いね」
「どこが?」
「意図せずして核心を突いてしまう一空さんと、けっきょく分かってない三太くん」
「見どころは?」
「外見が幼いキリヱと、来たばかりの九郎丸の方が実は一空よりずっと心は大人だから狼狽してしまう」
オマケ §
「赤松さんが『ビンテージPC・ナンバーズ全員集合!』って言ったら凄い人数のマニアが結集するに違いないと思った。そして、ナンバー8080とナンバー6809は奪い合い。ナンバー6502も競争率高そう。で、一部のマニアはナンバー65816かもしれない」
「そんな話題を君がするとはなぜだい?」
「Apple-][の次に赤松さんがPC-8001をいじっているからさ」
「それにどんな意味があるの?」
「PC-8001ならこっちの世界だし、赤松さんは88かと思ったらPC-8001に来た。これはもう捨て置けぬ」
「君も88だろ?」
「仕事で使ったのは88が多いってだけで、原点はPC-8001だからね」