「マシンハヤブサだ。3号のマシンは巨大な排気管が6本付いていて、V6エンジン。色も白地に赤いストライブ。ホバーで空を飛ぶレースマシンもマシンハヤブサ的だ」
「ちょっと待て、マシンハヤブサはV1エンジンからV5エンジンまででV6エンジンなんて書いてないぞ」
「昔のテレビ雑紙にV6エンジンまで描いてあったのを見たことがあるんだよ。子供時代」
「なんてこった」
「この映画、長所と短所がくっきり出過ぎているな」
「どこが長所?」
「3号が最後の最後まで敵か味方か分からない。人間だから当然だが、ヒーローというよりも人間として描かれている。これは決定的な長所。ヒーローはヒーローというだけで特定の役割を担ってしまうので話が単調になりがち。逆にいえば、本来は存在しない3号を使わねば描けなかったことだとも言える。ゼロノスとデネブが出たのも良かった。ドライブが目覚めるところとか、民衆の決起も良かったよ」
「じゃあ、短所は?」
「出演ライダーが多すぎだし、ストーリー展開が強引すぎる。1号2号が生きていることも、ショッカーライダー達が正気に戻ることも、ニンニンジャーが助けに来ることも、トライドロンと合体することも、ちょっと強引すぎる感じがある。それから、マッハの死も強引すぎる感じはあるな」
仮面ライダー4号 §
「仮面ライダー4号のDVDがもらえたがエピソード1だけ」
「内容はどうだい?」
「映画の続き的な内容だが、登場人物が多すぎずもっと良く出来ている感じだ。ループものは、好みではないのだけどね」
「じゃあ見ないの?」
「そうとも言えない。ライダーはどうでもいいのだが、最後にとんでもないものが出てきたので」
「それはなんだい?」
「スカイレーダー」
「スカイライダー?」
「スカイレーダー」
「空のレーダーがどうした? 空を飛んでいる飛行機を探すのか?」
「そのレーダーじゃねえ! バキッ!!☆/(x_x)」
追記 §
「そうか。分かったぞ。正しいライダー3号はV3なのだ」
「だからどうした」
「つまりだね。マシンハヤブサ的に言えば、V3は3つめのエンジンなんだよ。V3エンジン」
「なるほど3番目のライダーからマシンハヤブサへは一跨ぎの距離なんだね」