感想・映画「ドカベン(1977)」

「前半は文句なく面白いのだが、終盤に内容がグダグダになって終わった感じだなあ。まあ止むを得ないところだが」

「君はどう見る?」

「途中でいろいろノイズが入って、本来の予定通りには撮れなかったのだろうと思う。本来の予定は、おそらく山田太郎が柔道をやる話がメインで、結末で野球に転向するのだろうと思う。ただ、結末はいろいろグダグダ感を残す内容になってしまった。でも面白いことは面白い」

「他には?」

「少なくともロケ地の1つは練馬区三原台。背景に見えていた高速道路は関越自動車道。なのだろう、たぶん」

「もっとざっくばらんな感想はあるかい?」

「この映画、山田太郎ではなく岩鬼が主人公だな。演技も顔も面白い」

「他には?」

「夏子はんがマッハ文朱なんだよ」