「アッと気付いた」
「それはなんだい?」
「そもそもアンドロメダは、設定そのものに矛盾を包含していて、形状が1つに決まらない」
「それで?」
「しかし、アンドロメダのリメイクは進行中だ」
「形状が決まらなかったらリメイクできないじゃないか。今どきのメカはCGだぞ。3Dモデルが作れないなら映像にならないじゃないか」
「そこだっ!」
「失敗すると言いたいわけかい?」
「そうじゃない。いいかい。アンドロメダは6タイプあり、2隻ずつの合計12隻存在するのが、アンドロメダA12の時点での設定らしい。その設定は踏襲されそうだ」
「だからなんだよ」
「だからね。1つに決まらないから6タイプ準備して、12隻のアンドロメダのうち、あなたの好きなものをどうぞという感じなのだろう」
「妹が12人いるシスタープリンセス方式かよ」
「それは言い方が悪いな。でも当たってる気がする」
「ひぇ~」
「アンドロメダが1つだと思うなよ」
オマケ §
「アンドロメダの問題は複数あって、一概には言えない」
「複数とは?」
「デザインの問題、デザインが一貫していない問題、物語上の扱いが一貫していない問題、物語上の扱いが良くない問題。これらは全て別の問題」
「ここで扱われているのは【デザインが一貫していない問題】だね」
「そうだ。だからアンドロメダはイメージであり、人それぞれのアンドロメダが存在する」
「シスタープリンセス方式が必要とされるワケだね」
「そうだ。好みの「妹」を選ぶように、好みの「アンドロメダ」を選ぶのは妥当なのだろう」
「君はどのアンドロメダを選ぶ?」
「おいらの趣味がアンドロメダに無いことは知っているだろう」
「そこをあえてアンドロメダ限定で」
「ならばスーパーアドロメダ」
「それはA1からA12に該当しねえ!」