「土方という男は、さらばではヤマト艦長だったのに、2ではアンドロメダに乗っていて、一貫性がない。便宜上区別のために第1土方、第2土方と呼ぼう」
「それがどうした」
「実はヤマト2199では、沖田の親友、森雪の父親役という更に別のキャラクターを与えられていて、これはもはや第3土方と呼ぶしかない」
「なんてこった」
「いいのかこれで土方は……と思うが、問題の本質は別のところにある」
「というと?」
「土方だけキャラクターの本質が流浪しすぎる」
「流浪の番組タモリ倶楽部?」
「ヒジカタモリです、って違う」
「流浪したら何が問題なの?」
「キャラのイメージが一定しない。特に古代との距離感が決まらない。かつて古代の先生だった……と言っても、先生の距離感も千差万別であまり明確とは言いがたい」
「宇宙戦艦ヤマトで最もイメージが一定しないキャラということだね」
オマケ §
「森雪という娘ができて、土方ファンの女性はそれでいいのかと思うが、結局土方ファンの女性が狙うのは土方の嫁の座であって、娘ではないからいいのか」
「いいのかよ」
「森雪ファンも、狙うのは森雪の父親役ではないからいいのか」
「いいのかよ」
オマケよ永遠に §
「山南もかなり扱いが酷い」
「もともとヤマトの部品扱いで、2199ではキャラのイメージ違いすぎ」
「まあ、それを言ったら沖田だって、2199の沖田は同一人物に見えないぐらいイメージ違うけどな」
「沖田はこんなこと言わないよ、とか、こんな表情見せないよ、って部分がけっこうあるわけだね」
「もっとも完結編の時点でそういう傾向は既にあったがね」