「後期ヤマトの碇のマークは、主に、正面に1つ、左右後方の船体に1つずつ、計3個ある」
「それで?」
「実は、はたと気づいたのだ。小林誠さんがさる人の1/500ヤマトに貼ったデカールの位置とサイズが違うのだ」
「というと?」
「左右のマークはもっと問題を感じさせない位置に移動してサイズも小さくなった。装飾も多い」
「それで?」
「正面のマークはあまりにも小さすぎて模型にすると目立たない。その代わりとして、艦橋正面に貼ってあったのだよ」
「えー。いいのかよ」
「1/500ヤマトぐらい大きいとオッケーだろう。十分に碇が見える。波動砲の上の狭い空間に貼るよりずっといい。しかも正面から見える」
「なるほど」
「天照という文字が入っているのも良いが、まあそれはそれとして、この際ヤマトの碇の位置とサイズの問題を考え直す時が来たと思った」
「それが君の考えるヤマトのあるべき姿につながるのだね」
問題は §
「同じものを作ってもしょうがないし、1/500ヤマトはいろいろ大変なので、ベースのキットから再検討だな」
「いろいろ大変って?」
「大きすぎるし分割できないし、しかも新規に買おうとするとビックリ価格になる」
「ビックリ価格って?」
「ヨドバシはもう売ってない。Amazonだとこの値段」
¥ 19,800新品(2 出品)
¥ 14,400中古品(1 出品)
「定価を遙かに超えています。このままでは買えませんっ!」
「結局、1/1000ヤマト2199の2号艦も、旧キット1/700ヤマトも納得が行っていないので、ここでもう1つヤマトを作ってもいいのかな、とは思うけどね」
「小さくてもいいのかい?」
「1/500ヤマト2199は作りやすい良キットだ。それでなければできない表現もある。でも、今回自分が追い求めるのは、碇のマークの位置やサイズの問題だけなので、やり方次第では小さくても意図した表現ができる可能性がある」
「それだけ?」
「あとは、色だな」
「メタルカラーアイアン?」
「そうだな。あとは、碇のデカールをどう調達するかだな」
「どうする気だよ、飛ぶ理由デカールは、もう在庫無いんだろう?」
「そこはじっくり検討だ。MD-5500は手元にあるが、動くかどうかも分かってないし」