「昭和の後期ヤマトは、側面に碇のマークが描かれていた。復活篇も同じ」
「それにどんな意味があるわけ?」
「おいらは、碇のマークを否定しない立場」
「その立場の意味は?」
「後期ヤマトを大切にしたい」
「うん。それは分かった。それで?」
「その前提からすると、21世紀ヤマトで最も好ましいのは復活篇」
「完結編の直接的な続編だからね」
「SBヤマトは古代が死んでしまうので、話が続かない。そういう意味で上手く整合しないのだが、バックグラウンドがさらば宇宙戦艦ヤマトだと思えば否定もできない」
「さらばがパラレルワールドってことと同じってことだね」
「そうだな」
「ってことは、ヤマト2199は……」
「つまみ食い的に後期ヤマトのネタを取り込んでいるが、食い足りない。とうてい、後期ヤマトのファンの飢えを満たせるものではないよ」
「じゃあ、不足分を満たす続編に期待?」
「それより、復活篇の続きがあればそれでいい話だ」
「100%後期ヤマトを肯定した復活篇の続きなら不安は無いわけだね」
「そうだ。ヤマト2199ではどこまで後期ヤマトを肯定してくれるか分からない。と言うか、既に今更後期ヤマトを肯定できないぐらいに話題を変な風に使ってしまったからなあ」
「ガルマンウルフはもう登場できないね」
「おいらは2199の世界観の中に登場するラム艦長が想像できない。あえて約束を守って死にに行く狂気みたいなものは、2199の世界観とは相容れない気がする」
オマケ §
「これは、かなり古い会話だったが、アップしていなかった。話題が続くのであげておく」
「何か付け加えることは?」
「ヤマト2199の世界観にラム艦長が登場できない理由は、フラットな世界観に相容れないからだろう。古代の前に登場できるのは、せいぜい出来の悪いバーガーが限度だ」
「ヤマト2199世界観では、ラム艦長どころか、バーガーまで骨抜きになっていたわけだね」
「まあそれを言ったら古代だって骨抜きだが」
「骨なしの【骨付き肉定食】か!」
「お客さんダメですぜ。最近のお客さんは骨が入っていると食べられないので、骨は抜いてお出ししています」
「なんて骨が折れる話だ」