「実は1つ目から鱗が落ちた」
「それはなんだい?」
「暗黒星団帝国は黒色とも呼ばれる。では黒色とは何か」
「暗黒は黒いから黒色?」
「これまでソ連はボラー連邦だと思っていたが、実は暗黒星団帝国は本来ソ連風という記述を見て目から鱗が落ちた」
「それはなんだい?」
「黒色とは赤色という呼称に対応するものだったのだよ」
「共産主義の赤だね」
「だから、暗黒星団帝国の電撃的な奇襲とは、ソ連の対日開戦に対応する」
「じゃあ、重核子爆弾はなんだい?」
「核兵器だよ。電撃占領した上で、ドンと核兵器を置いて逆らうと炸裂させるぞと脅してきた」
「黒と白の二重銀河ってなんだよ」
「つまり、黒海を越えて白ロシア=白ルーシ(ベラルーシ)に至るのだ」
「ベラルーシは、【永遠に】公開時点ではソ連の一部ってことだね」
「そうだ。まだソ連は崩壊していない」
「じゃあ、二重銀河崩壊は?」
「ベラルーシにあったソ連の核兵器を連鎖爆発させて周辺ごと黒海消滅」
「連続ワープは?」
「マラッカ海峡、スエズ運河、イスタンブール海峡などを連続で経由して日本から行くのさ」
オマケ §
「これで空中戦艦大和の次の行き先が決まったな。ベラルーシだ」
「おいら、ベラルーシよりネコジャラ市がいい」
「またそんな50禁ネタを……」
「じゃあ、008」
「空中都市かい」
「そうでし」
オマケ2 §
「ということは、ヤマトの波動砲はソ連の崩壊の引き金になったと」
「なんてことだ!」
「二重銀河の崩壊は、ソ連の崩壊になぞらえることができる」
「でも、それは意図されたものではあり得ないよね?」
「そうだ。【永遠に】の時点でソ連は健在。崩壊するとは誰も思ってなかった」
「結果として偶然に噛み合ったわけだね」
オマケIII §
「ワープディメンジョン方式でソ連崩壊の映画を」
「鉄のカーテンを抜けると、急に画面がワイドになって世界が広がるんだね?」
「なんて西側は自由なんだ!」