2016年06月23日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマトtotal 1671 count

斉藤一には実戦経験が無かった仮説

Written By: トーノZERO連絡先

「さらば宇宙戦艦ヤマトを前提に語る」

「それで?」

「斉藤一が死んだ理由は、冷静さを欠いていたからだという仮説を思い付いた」

「なぜ?」

「実は、反乱行動を起こして意識的に地球を出た一同には、最後まで意地を通さねばならない理由がある。ところが、藤堂の命令で乗っただけの空間騎兵隊員にはそれが無い。あくまで命令で乗っただけで、別に命まで差し出す義理はない。もちろん、戦っていれば死者も出るが、それは空間騎兵隊という組織が前提として持っているリスクだ」

「真田は自分の命を差し出す理由はあるが斉藤には無いわけだね」

「そう思うと、斉藤にはいろいろと冷静さを欠いた行動が多い」

「たとえば?」

「多弾頭砲を最初から持って行かない」

「相手の出方が分からないから持っていかないのではないの?」

「分からないからこそ保険はかけておくものだ」

「つまり、多弾頭砲を持って行かなかった、組み立てておかなかった、という2つの理由で無駄な損害を出したわけだね」

「ついでにザバイバルとの一騎打ちも無駄。取り囲んで降伏させた方が良かった」

「ひ~」

「そう思うとテレザートに降下する際の斉藤は甘いだけだが、都市帝国戦の斉藤はおかしい。そこから考えると、【斉藤には実戦経験が無かった】【人の死を間近に見たことが無いので、佐渡先生の死に動転して正気を失った】という2つの仮説が浮かんできた」

「では都市帝国に乗りこむ際に同行を希望するのは正気を失っているせい?」

「半分は義務感だろう。白兵戦を挑むときに空間騎兵隊だけ参加しないわけにはいかない。しかし残り半分は正気を失ったせいだろう」

「じゃあ、斉藤は新米?」

「新米では隊長になれないだろう」

「では彼は何をしていた?」

「おそらくガミラス戦時には地下都市で暴徒制圧だけ。当然殺さない任務。そもそも、宇宙海戦が主な戦いだったガミラス戦で斉藤の出番など無い」

オマケ §

「恐い考えになったが、そのアイデアは方舟の描写と相容れないぞ」

「桐生さんより希硫酸」

「は?」

「いや、その通りだ。相容れない」

Facebook

宇宙戦艦ヤマト

同人小説(PDF形式、無料ダウンロード可能) §

小説推理サイボーグシリーズ (PDF形式、無料ダウンロード可能) §

キーワード【 トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト
【宇宙戦艦ヤマト】の次のコンテンツ
2016年
06月
24日
宇宙戦艦ヤマト2202インチキ予想キャラ編
3days 0 count
total 1762 count
【宇宙戦艦ヤマト】の前のコンテンツ
2016年
06月
22日
ヤマト2199の中の共感駆動の要素
3days 0 count
total 1371 count

このコンテンツを書いたトーノZEROへメッセージを送る

[メッセージ送信フォームを利用する]

メッセージ送信フォームを利用することで、トーノZEROに対してメッセージを送ることができます。

この機能は、100%確実にトーノZEROへメッセージを伝達するものではなく、また、確実にトーノZEROよりの返事を得られるものではないことにご注意ください。

このコンテンツへトラックバックするためのURL

https://mag.autumn.org/tb.aspx/20160623100117
サイトの表紙【宇宙戦艦ヤマト】の表紙【宇宙戦艦ヤマト】のコンテンツ全リスト 【宇宙戦艦ヤマト】の入手全リスト 【宇宙戦艦ヤマト】のRSS1.0形式の情報このサイトの全キーワードリスト 印刷用ページ

管理者: トーノZERO連絡先

Powered by MagSite2 Version 0.36 (Alpha-Test) Copyright (c) 2004-2021 Pie Dey.Co.,Ltd.