君にも見えるヤレトラの星
遠く離れてタイタンに一人
ヤマト偵察に使命をかけて
燃える冥王星基地にあと僅か
凶悪ヤマトを倒すため
帰ってきたぞ帰ってきたぞ
ヤレトラさん
炎の中にくずれる冥王星基地
戦いすんで 朝が来る
はるかかなたに輝く星は
あれがあれがシュルツ閣下のはげ頭
シュルツ閣下を守るため
帰ってきたぞ帰ってきたぞ
ヤレトラさん
ヤレトラ六兄弟 §
「ニート達、ナシが剥けたわよ」
「はーい。美味しい」
「ニート達、ヤマトと戦わないの?」
「ナシ食べないと他の誰かに食われる」
「あなた達、いい加減ニートは卒業してヤマトと戦いなさいよ」
「ドメル閣下の部下だった頃は良かった」
「誰の部下でも武器があるんだから戦えるでしょ。早くシュルツ閣下を逃がす盾になってきなさい」
「やだなあ。俺、タイタンで森雪捕まえる方がいい」
「オレもオレも」
「全員でタイタン行こうか」
「行こう行こう」
「こら。ヤマト2199はタイタンに寄港してないでしょ」
「分かってないなあ。だからいいんだよ母さん」
「誰が母さんだ」
ヤレトラ戦士の呼び出し方 §
「ヤレトラ戦士の呼び出し方を教えて下さい」
「まず空にヤレトラサインを描きます」
「内容は?」
「ガミラス文字で呼び出し内容を書きます」
「で、どうやったら空に文字が描けますか?」
「ヤレトラ戦士なら描けます」
「そのヤレトラ戦士の呼び出し方を聞いてるんじゃない」
「あ、流れ星」