「パラパラ見た感想だ」
「どんな感想を持ったのだい?」
「ヤマト2199と違って、意味の無い露出をしている女性キャラがいない (でもテレサは全裸)。原田もまもともな母親らしい格好になっている (でもテレサは全裸)」
「他には?」
「【ワープとは?】の解説が凄く怪しげ。設定語りでも科学的なファクトの解説でもない、むしろトンデモっぽい感じ? 最新の相対論の議論は知らないからあまり突っ込まないが」
「どう理解したらいいんだ?」
「うーん、世の中には【アインシュタインは間違っていた】【相対性理論は間違っていた】という定番のトンデモ本があるのだが、要するにそれの変形亜種ではないかなあ」
「で、超光速はあるのか無いのか」
「あるとも言えるし、無いとも言える」
「どういう意味だよ」
「物質や情報を光速以上に加速することはできない。されど、相互に物質や情報をやり取りしない物体間の相対速度は光速を超えてしまう場合がある」
「それって、AさんとBさんの相対速度が光速を超えることはあり得るが、Aさん自身が光速を超えてBさんのところに移動することは無いってこと?」
「そうだろうな。相対性理論的には」
「じゃあ、ワープは不可能?」
「あくあで相対性理論の枠組みで話しているだけで、他の枠組みを持って来れば話は変わるが、詳しい話は専門家に任せる」
オマケ §
「ワープは不可能だが、劇場で上映中にスクリーンを拡大することなら可能」
「それはワープディメンション」