「デラックス版さらば宇宙戦艦ヤマトを見ていて気になったのだが、[ES-1・d]のチューブトレイン(チューブカーと表記)の設定が凄くかっこ悪い」
「えー」
「永遠にの反磁力列車は良かった」
「どういうことだよ」
「映画での映像では、かっこ悪いところが強調されていないので気にならない。が、設定資料をしげしげと眺めると違うということだ」
「それで気になるのは何?」
「さらば宇宙戦艦ヤマト関係の資料を見ていくと、【これは良いな】というものと【うげ】というものが結構混在している。[ES-3・d]の宇宙ステーションにいる機体とか、[ES-4・m]の鉱石運搬船(本編にはいない)とかは格好いいよ。それぞれを描いたのが誰か分かると有り難いが分からないことが多い」
「それは困ったねえ」
「しかし、採掘機[ES-4・e]なんてセンスがまるでゼロテスターだから、きっとジョン・デドワのデザイン」
「ジョン・デドワって名前が推定できればいいわけだね?」
「良くない」
「なぜ?」
「ジョン・デドワは実在しない人だからだ。つまり、【誰だか分からん】という意味」
「ぎゃふん」
オマケ §
「採掘機[ES-4・e]にはオレが名前を付けてやる」
「なんて付けるの?」
「ゼロロボット」
「付けないでいいよ」