「宇宙戦艦ヤマト・リメイクってヤマト2199じゃないのかよ」
「ヤマト2199は既に古い。時代が一回りしてヤマト1974の方が余程新しい……と感じられる2017年にようこそ」
「何か歓迎されてしまった」
「宇宙戦艦ヤマトはまたリメイクを要する時期に入ったと思うよ」
「ヤマト1974ではダメなのか?」
「ダメだよ。余程新しいと言ったって、時代に引きずられている要素やミスも多い。タブーになった表現もある。そのままお客さんの前に出せるものではないだろう」
「じゃあ、リメイクが必要だとして、どこをアップデートすべきだと思う?」
「マシンロボレスキューとドライブヘッドの違いを元に考えてみた」
- 登場人物を大幅に減らす。全乗組員はせいせい1クラス程度。主要登場人物は5人程度
- 役割分担がきちんと存在する組織を描く。世代間の分担も描く
- 設定を減らす
- 話を単純化する
- 強調すべき箇所はくどいぐらい強調する (重要な設定なのにサラッと台詞で流す……ということはしない)
オマケ §
「ため息」
「何ため息ついてるんだよ」
「時代はついにここまで来てしまったか」
「たぶん、君が先行しすぎているだけでまだ時代はそこまで来ていないと思うよ。一般的には、ヤマト2199シリーズを続けることや、復活篇の続きについてしか考えられていないと思う」
オマケ2 §
「なぜ人数に固執したの?」
「実はさ。映画の真田十勇士を見てすぐ分からなくなった。十人は多すぎるんだよ」
「そうか」
「そのあとで、Twitterで偶然バクシンガーの5人の絵を見てね。すぐに誰が誰だか分かった」
「何の関係があるんだ?」
「やはり誰が誰だか把握できる上限は5人ぐらいじゃないか。追加戦士ははっきりとデザインを分けて印象を強化しないと忘れ去られる。主要登場人物十人は無理」
「そうか。既に分からなくなってしまったキャラの山を抱えてどこに行ったらいいのか分からないヤマト2199の弱点への対策か」
オマケ十勇士 §
「ヤマトの第1艦橋は古代、島、アナライザー、真田、太田、南部、相原、森、徳川、沖田で十人いるよ。十人いてもいいの?」
「南部、相原、太田は実は大した物語が存在しないいるだけのキャラ。あとは色分けされて分かりやすく役割と性格が設定されているので実は何とか分かる」
「真田十勇士はなぜダメなんだ?」
「全員が真田の家臣で勇士だからな。色分けされてもいない。区別が付かん例が出てくる」