「実はうちにはML115が2台ある。1つがG1で1つがG5」
「かなり古い機種だね」
「非常に古い。1台は既に引退済みで予備パーツと化している。もう1台は引退カウントダウン状態」
「それで?」
「しかし、パーツレベルで活用しようと思うと注意点がいくつかあった」
「それはなんだい?」
「実は、G1とG5は同じに見えて相違点がいろいろある」
「どこで引っかかったの?」
「G1は普通のATX電源が付いている。ネジ4本外せば簡単にショップで買ってきたATX電源と交換できる。ところが、G5はサイズが違っている。」
「えー」
「以下のページに書かれている通りだ」
「どう対処する」
「網目にネジを通して強引にネジ止めする方法が上記のページに紹介されているが、うちは暫定的にネジ1本で固定した」
「いくつかあった、ということは他にもG1とG5の相違があったの?」
「あった。実はG1のBIOSはUSBキーボードで操作できなかった。G5はできた」
「PS/2時代からUSB時代への過渡期ということだね」
「しかし、今どきUSBキーボードしか手元に無いケースも増えている。これも罠になり得る」
「引退マシンということで、パーツレベルでバラバラにして再活用しようと思うと、いろいろ引っかかる箇所があるわけだね」