2018年03月12日
トーノZEROアニメ感想宇宙戦艦ヤマト total 926 count

小公女セーラ症候群と宇宙戦艦ヤマト

Written By: トーノ・ゼロ連絡先

「ハッと気付いたのでメモ」

「そもそも小公女セーラ症候群ってなんだい?」

「世界名作劇場、小公女セーラの最終回を見て、いたくがっかりした事件に端を発する」

「なぜがっかりしたんだい?」

「セーラをいじめ抜いた者達がなぜか許されてしまうからだ。原作だとミンチン女学院は潰れてしまう」

「えー」

「実は、80年代以降、悪が滅びる結末を変更される事例が多いらしい」

「なぜか最後に悪が報いを受けない改変童話などだね」

「そういう事例は昔からあるようだが、目に余るのは80年代以降ではないか、という気がする」

「悪が滅びるのではなく、みんな仲良くという思想が主流になった?

「でも、それはいじめる側の論理。いじめられる側からすれば、いじめられた不幸の全てを水に流すなんてあり得ない話」

「いじめはやめましょう、に逆行するいじめ温存の論理だね」

「そう。いくらいじめても許されるならどう考えてもいじめる」

「それが、【仲良くする】の真意だね?」

「そう。【ほらいじめなんかありませんよ。仲良くしてるでしょ?】と言い逃れるための論理」

「ってことは?」

「ヤマト2199がやってしまった最大の悪はそこにある。なんとミンチン女学院に続いてガミラスが許されてしまった」

「小公女セーラの悪夢を再び21世紀に蘇らせた奇跡のリメイクだね」

オマケ §

「もし平和を求めるなら、【みんな仲良く】でもいいんじゃないか?」

「陰湿ないじめが温存されている世界が【平和】と呼ぶに値するのならな」

オマケ2 §

「あれはデスラーがやったことです。我々は知りません。という理屈で許されないの?」

「いじめの実行犯が良く使う言い訳。【命令されたからやっただけです】と言えば、自分がいくらやってしまったことでも許されるという甘え」

「余程の脅迫でも行われていない限り、通らない理屈ということだね」

「そうじゃないよ。いじめる側の論理ではそれが通ってしまうんだよ」

「ぎゃふん」

宇宙戦艦ヤマト

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