Subject: 京王御陵線の廃線跡
Keyword: 【▲→川俣晶の縁側→歴史と文化→下高井戸周辺史雑記】
URL: http://mag.autumn.org/Content.modf?id=20180326122334
名前: きむらたかし@三田用水
本文:
〔御陵線〕
清水正之「武蔵中央電気鉄道と御陵線」
鉄ピク1983/09臨増
pp.109-112
……とのことです。ご参考になれば幸いです。(鉄ピク=鉄道ピクトリアル、臨増=臨時増刊)
オマケ §
「何か思ったことはあるかい?」
「八王子の郷土資料館に何回か行ったおかげで、前よりも御陵線関係の話が飲み込めるようになっているなあ」
「話はそれだけ?」
「いや。凄いことに気付いてしまった」
「それはなんだい?」
「御陵線がなくなって、京王の武藏野陵へのアクセスは失われたと思っていた」
「違うの?」
「そう。違った」
「御陵線無しでどうアクセスするのさ」
「実は、現在の武藏野陵の情報を確認すると、【JR・京王「高尾」北口下車 北東へ1.5km】となっているのだ」
「まさか京王の高尾駅も最寄り駅扱いなのか?」
「東浅川駅があった時代は、JRいや国鉄東浅川駅が最寄りだったのだろう。しかし、今は高尾駅が最も近い。そうすると、JRも京王もどちらも最寄り駅になってしまう」
「なぜ君がそれを気にするのだ?」
「いや。そういえば武藏野陵はまだ行ったことがないなと思って交通の便を調べただけ」
「御陵線の歴史からは見えてこない話だね」
「高尾線の話だからな」
「何か感想はある?」
「高尾駅なら降りて駅前をうろうろしたことがある。あの時、そのまま歩けば武藏野陵だったとはな。それはうかつだった」