2018年05月11日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡りtotal 1655 count

深大寺水車館・神代農園南の公園・野草園

Written By: 川俣 晶連絡先

水車館

「雨が上がったので、懸案の深大寺水車館に行ってきた」

「それだけ?」

「ついでに懸案の神代農園南の公園と、前回季節が合わずに開いていなかった野草園にも行ってきた。あと鬼太郎茶屋も少し寄った」

戦後のミル §

「実は水車館では凄くいいものを見られた」

「それはなんだい?」

「戦後の時代、麦をひくための手動ハンドルが付いたミル」

「どういう意味だい?」

「深大寺の水車は麦も扱っていたらしい。しかし、戦後の麦と言えば進駐軍が持ち込んだパン食と直結する。アメリカから供与された麦も、そのままではパンにできない」

「だから、ミルが必要なんだね」

「でも、パン屋に持ち込んで焼いてもらうことも多かったらしい」

「そういう時代の生き証人的なアイテムが展示されていたのだね」

「それは非常に良かった」

「まだまだ続くよ戦後のパン研究」

柴崎ワクワクゾーンの終点(?) §

「柴崎に通っていた頃は、西はほぼ晃華学園まで。北は中央高速までで終わっていた。なぜかといえば、学園より西は入ってみたが良く分からずすぐ引き返したし、中央高速を越えると行きすぎだと思っていたからだ。しかし、神代農場のあたりには何かありそうな雰囲気があった」

「なるほど。かつての夢の見果てぬ残骸だね」

「しかし、今回その先にいろいろあることが分かって、それを実際に見てくることができた。キャンプ場の先には野草園があるし、入れそうも無かった神代農場だが、南部だけは通行自由だった」

「なるほど」

「ここがおそらくは柴崎ワクワクゾーンの真の終点ではないか……」

「なるほど」

「……と思ったが、深大寺小前交差点から北の方を見るとバッチリ谷地形が見えてしまうんだよな。もっと先の話があり得そうだ」

「な、なんだってー」

「場合によっては更なる深大寺付近の探索、柴崎ワクワクゾーンの延長戦としてやる必要があるかも」

水車 §

「水車館の水車だが、インチキでは無くちゃんと直前の上流で分岐して、水位を落とさずに水を流す経路が存在した。本物の水流で回しているみたいだ」

「水道の水で回すインチキではなさそうだね」

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