「初日の府中での1回目を見てきた」
「どうだった?」
「おそらくほぼ満席」
「子供に譲るべきだったのでは?」
「さすがに初日の早朝などマニアしか来ないと思ったので。でも、子供多かったな。多分子連れのマニア」
「ぎゃふん」
「取りあえず思ったことはこんなところかな」
- 仮面ライダーが実在しない解釈だが重苦しいだけであまり活かせていない
- 話が複雑で分かりにくい
- デンライナーに爽快感がない
- たぶん予算が少ない
- 全平成ライダーが出るお祭り映画にしては、ビルド、ジオウ、電王以外の存在感が薄い
- ディケイドの扱いがテレビシリーズと完全に食い違っていて戸惑う
- フォーゼは全ての平成ライダーと友達にならなかった
「ライダーが実在しない解釈ってどうなのよ」
「現実問題として、既に登場不可能な平成ライダーが増えているからね。ライダーを実在と解釈して整合性を取ろうとすると全員集合はできない。だから、覚えていれば出現できるという解釈を取るのは間違っていないと思うよ。でも、別の世界には実在しているかのような表現があったり、突っ込み始めると危ない要素は多い。そもそもライダーを出現させるためにイマジンを介在させた時点で話が混乱してしまっている」
「ライダーが実在しない世界だけどイマジンは実在しているわけだね」
「結局、たとえ食い違っていたとしても記憶に残っていたライダーが本物のライダーなのだとすれば、おいらは自分の夢を見ることにするよ」
「どんな夢だい?」
「タイトルは【仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER FRIENDS】。フォーゼが全ての平成ライダーと友達になって一致団結し妖怪に勝利する映画。平成ライダー、一人一人を口説くのが見どころ。客演はXVIIとゴーバスターズ。前にフォーゼと友達になっているからね」
「タイムマジーンの代わりにXVII登場か」
雑感 §
「Wのディスクを二人で操作するアイデアは良かった」
「他には?」
「ドライブ、一人だけ自動車で乱入すると強すぎ」
「わはは」
「数が増えると、やはりかつてのヒーローが雑魚にみえるところはある。全員バイクで走ると暴走族に見えてしまう」
「珍走団?」
「ビルド、ジオウ、電王以外はライブラリ音源で決め台詞しか言っていない気がする。まあ、もしそうならフォーゼが全ライダーと友達になるのは無理だね。そんな既存音源は存在しないから」
オマケ §
「【ベルトさん、ベルトサタンって知ってる?】という小話を思い付いた」