貴重な証言を頂いたので、紹介します。
名前はプライバシーの都合上伏せさせて頂きます。
桜上水のいなげやがある場所にはかつて東横食品工業のパン工場があった。その前は、紅
梅ミルクキャラメルがあり、高さ30mの高い紅梅ミルクキャラメルと書かれたネオンサ
インが、ついていました。高三小のとき工場見学にもいきました。その後東横食品工業の
パン工場に、なつてからはアルバイトでみかい期間務めたこともありました。たしか紅梅
のあとは①森永ミルクキャラメル②かばや製菓と同じ煙突にネオンサインが、ついていま
した。
ここから分かることは、以下の点です。
- 煙突の高さは30mである
- 煙突にはネオンサインが付いていた
- ネオンサインの内容は【紅梅ミルクキャラメル】→【森永ミルクキャラメル】→【かばや製菓】である
ただし、煙突には【ユニオン】と書いてあったという証言もあり、はっきりしません。(ユニオンパンが売られていたという証言もあり、その場合は作っていたのはパンになる)
比較的短い期間のうちに、煙突に描かれた文字が次々と変化していった可能性もあり得ます。
しかし、ここが森永やカバヤの工場だったとも考えにくく、煙突を広告媒体として使っただけ、あるいはキャラメルの生産を委託されただけ、という可能性も考えられます。いずれにしても、三井牧場に近いこの工場は【ミルクキャラメル】の生産には適した施設だった可能性があります。
ともかく、調査は継続します。カバヤはおそらく紅梅キャラメルと大差ない規模ですが、森永は大手であり社史もあります。