エッセイ・80対68最強はどっちだ! 1970年代レトロCPUアーキテクチャ対決!!
「これは新刊かい?」
「そうだ。2019年最後の新刊だ」
「内容はなんだい?」
「エッセイだ。感想文だ。技術解説ではないよ。技術解説的な内容ではあるが」
「具体的には?」
「1970年代には80派と68派というマニアがいてな。CPUは8080か6800かで論争があった。今の視点でこれに決着を付けてみようかと」
「でもエッセイなんだね?」
「そうだ。個人的な感想文だ」
「なぜ今なら決着が付けられると思うのだ?」
「当時と比べて理解が大幅に進んだからね」
「どんな理解なんだ?」
「そもそもさ。ミニコンのCPUのLSI化が進んでいて、ミニコンと完全互換のCPUが続々と出てきた時代に、6800の【ミニコン風】の命令セットがなぜ支持されたのか」
「本物のミニコンのCPUがあるのに、なぜ6800なのか、という疑問だね」
「考えてみると6800には死角がいろいろある。それらを吐き出してみたよ」
「8080はどうなんだよ」
「8080のダメっぽいところも一杯書いたよ」
「じゃあどっちが良いかじゃなくて、どっちがダメかという本じゃないか」
「結論は読んでのお楽しみ」
エッセイ・80対68最強はどっちだ! 1970年代レトロCPUアーキテクチャ対決!!