改めてイナズマイレブン・オープニング【立ち上がリーヨ】をじっくり見てみました。
最初に制作された【立ち上がリーヨ】こそ、本来の構想を描いている可能性があると考えたためです。
変更版 §
このオープニングには後から土門、一之瀬、鬼道、アフロディらを描き足した別バージョンが存在し、フットボールフロンティア編後期で使用されています。
両者を比較してみましたが、割と無理に描き足したような感じで不自然です。(たとえば河原の全員集合で鬼道がやけに小さく描かれているが、一之瀬は手前で大きく描かれすぎている等)
最初のバージョンが本来のものと考えてそれを調べました。
風丸の扱いが大きい §
風丸の扱いが大きいのが特徴です。
まず、全員の顔が丸く描かれたカットでは、円堂、豪炎寺に次いで風丸が大きく描かれています。(染岡は意外と小さいです)
豪炎寺の横を全員が走って行くカットでも風丸が先頭です。
河原の全員集合でも明らかに円堂、豪炎寺、風丸の3人がメインです。
染岡の扱いが小さい §
染岡の扱いが小さいことも特徴です。
最初にドラゴンクラッシュを修得して目立っていますが、本来はマックス、半田、影野らと同じぐらいの扱いだったようです。
おそらく、全てのメンバーにそれぞれの固有のエピソードがあり、たまたま最初に染岡のエピソードをやったら変な人気が出てしまい、豪炎寺とツートップになってしまった感じではないでしょうか。
しかし、本来は円堂、豪炎寺、風丸の3人が軸で進むはずだったのではないでしょうか。
無駄にかっこいい半田 §
河原の全員集合だとなぜか半田が無駄にかっこいいです。
もしかしたら、本来はハンサムのサブキャラだったのかもしれません。
半田の出番は一之瀬に食われた感じがありますね。
響木の勇姿 §
本当に短いカットで、響木の勇姿と雷雷軒の文字が描かれていますね。
しかも第1話から。
響木の監督就任は完全に予定通りの展開と思って良いのでしょう。
歌詞の問題 §
「トンチを利かせスライディング」とは何か。
実際の作品は有力選手が揃いすぎて必殺技の撃ち合いになっていますが、本来の構想はもっと【トンチを効かせて敵の必殺技を攻略する要素】が濃かったのではないでしょうか。
トンチで攻略するなら、誰にでも出番があり得ます。
半田、栗松らが勝利をもたらすエピソードがあっても良いわけです。
まとめ §
当時何度も見たオープニングなのに一時停止しながら全カットをチェックすると発見があって面白い! 後期にキャラの描き足しがあったなんて気付かなかったよ!
雷雷軒の文字も、あんなもの絶対に読めないよ!